3月以降に開花するツバキ、今日は、
「南蛮紅」は濃朱紅色の獅子咲き、大輪。花期3~4月。
5~6枚の外弁が作る底皿の上に、大小不揃いの旗弁が入り混じった唐子部が団塊をなして高く盛り上がり、獅子咲きとなる。九州各地に古木が多い在来種で、珍しい花形と色が異国情緒を漂わせる。
「さつま紅(さつまくれない)」。濃紅色の八重、牡丹~千重咲きの大輪。花期は3~4月。
花形は花心にまとまったしべがあるのが普通で厳密には八重咲きだが、蓮華性や列弁咲きにもなる。
花弁がよれて動的な美しさがある。
1985年に鹿児島椿協会が「大隈直(おおすみのあたい)」の名で発表したが、福岡の苗木生産者から「さつま紅」の名で全国に普及したため、こちらの名が一般化した。
大隈直は古代の南九州で大和朝廷に服属しなかった部族集団のうちの大隅隼人の首領の名。
「鹿児島」。濃紅地に白斑の入る、八重、松笠咲きの小~中輪。花期3~4月。
紅色の「松笠」という品種の枝変わりで、雲状斑や横杢斑が入ったもの。花を横から見ると、花弁が積み重なって松笠状に見えるのが特徴。江戸期からの古種。外国名はパインコーン。
親樹の「松笠」。紅色の八重、松笠状咲き、小輪。花期は3~4月。
1681年の「花壇綱目」に載っている江戸期からの古種で松笠を思わせる花形から名づけられた。
「南蛮紅」は濃朱紅色の獅子咲き、大輪。花期3~4月。
5~6枚の外弁が作る底皿の上に、大小不揃いの旗弁が入り混じった唐子部が団塊をなして高く盛り上がり、獅子咲きとなる。九州各地に古木が多い在来種で、珍しい花形と色が異国情緒を漂わせる。
「さつま紅(さつまくれない)」。濃紅色の八重、牡丹~千重咲きの大輪。花期は3~4月。
花形は花心にまとまったしべがあるのが普通で厳密には八重咲きだが、蓮華性や列弁咲きにもなる。
花弁がよれて動的な美しさがある。
1985年に鹿児島椿協会が「大隈直(おおすみのあたい)」の名で発表したが、福岡の苗木生産者から「さつま紅」の名で全国に普及したため、こちらの名が一般化した。
大隈直は古代の南九州で大和朝廷に服属しなかった部族集団のうちの大隅隼人の首領の名。
「鹿児島」。濃紅地に白斑の入る、八重、松笠咲きの小~中輪。花期3~4月。
紅色の「松笠」という品種の枝変わりで、雲状斑や横杢斑が入ったもの。花を横から見ると、花弁が積み重なって松笠状に見えるのが特徴。江戸期からの古種。外国名はパインコーン。
親樹の「松笠」。紅色の八重、松笠状咲き、小輪。花期は3~4月。
1681年の「花壇綱目」に載っている江戸期からの古種で松笠を思わせる花形から名づけられた。