賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

ストック

2012年01月31日 | 

「ストック」はアブラナ科マッティオラ(Matthiola)属の1年草。
花は多数が集まり大きな花周になる。野生種は一重だが園芸品種には八重がある。
  
和名が「アラセイトウ」。英名は茎の意味でスキーのストックと語源は同じ。
花期は12~5月で盛期は3~4月。
  
花言葉は「豊かな愛」「愛の絆」など。
個別には、赤い花が「私を信じて」、白い花は「思いやり」だそうです。

シザンサス(スキザンツス)

2012年01月29日 | 

「シザンサス(スキザンツス)」はナス科スキザンツス属の1年草。
  
別名がコチョウソウ(胡蝶草)で英名ではバタフライ・フラワー。
  
原産地はチリで10種ほどが分布しているが、園芸品種として多くの交雑種が出ている。
  
種まきは9~10月上旬が適期で花期は4~5月。
ただし、種子まきからの育苗は温度管理が難しく開花鉢を購入するのが一般的。
  
写真を撮影したのは昨年2月初め。温室で鉢栽培されていたものです。

島の娘

2012年01月27日 | 椿・サザンカ

今回も町田市の薬師池公園・椿園からで「島の娘」。これは2009年1月10日の撮影。
この年の後半、12月13日にも1輪咲いていて一応撮ったのですが花弁のあちこちに黒ずみがあって…。
  
ここからの3枚は2011年の2月27日の花。
「島の娘」は濃い朱紅色で一重の抱え咲き、太い筒しべの小輪。

樹は矮性で、私の撮影データからは花期が12~3月といったところ。

想いの儘(おもいのまま)

2012年01月26日 | 椿・サザンカ

桃地に白覆輪と白地に紅の縦絞りの花が咲いていたのは「想いの儘(おもいのまま)」。
2010年3月20日、町田市の薬師池公園・椿園で撮影。(ここのプレート表記は「思いのまま」)
  
八重の中輪で、他に桃色や紅の単色など多様に咲き分ける。

尾張地方で古くから栽培されている品種で、花期は3~4月。

秋一番

2012年01月25日 | 椿・サザンカ

「秋一番」は名前のとおり花期が10月から。
この花は2010年12月12日に川崎市緑化センターで咲いていたもの。
  
そして2011年年3月20日に咲いていた白花がこちら。
樹が大きくなると白花や紅花の枝変わりが出やすいとのこと。
もっともここの樹は高さが1mくらいなのですが…。
  
同じ日に撮っていたのがこちらの2枚。
白地に紅色の縦絞りが数少なく出る一重、筒~ラッパ咲きの中輪で、こちらが「秋一番」の正統派です。
類似の「秋の山」よりも花は大きくて縦絞りが少なく、葉も大きくて広い。
(品種の説明部分は淡交社刊「新装版 日本の椿花」から引用)
12月に咲いていた最初の花はちょっと異端児ともいえそうですね。

吉沢五色

2012年01月24日 | 椿・サザンカ
  
前回が「きりの五色」でしたので五色つながりで「吉沢五色」。こちらは2010年3月15日の撮影。

    
「吉沢五色」は町田市の薬師池公園・椿園にある木で上の2枚は2009年1月9日、
次の2枚は2011年3月19日の撮影。



五色といいながら私が3年間で撮った花の色は、ほとんど白地に淡紅の絞りが入ったもの。
どちらかといえば抱え、平開、宝珠など、咲き方に変化があるような気がします。
この「吉沢五色」もWEB検索ではヒットしませんでした。

きりの五色

2012年01月23日 | 椿・サザンカ
  
前回と同じく2010年1月24日に横浜市のこどもの国・椿の森で撮影していた「きりの五色」。
  
こちらはその前年の2009年3月21日に撮ったもので上と同じ淡桃地に白覆輪の花と白花。
  
そして2011年3月216日に撮っていたのは白地に紅の縦絞りが入った花と紅花。
五色というからもう一つはあるんでしょうが…紅花に白斑とかでしょうか。
WEB検索しましたが「きりの五色」はヒットしませんでした。

寒咲赤佗助

2012年01月22日 | 椿・サザンカ
ツバキのストック画像でこの時期に撮っていたものはないかと探した品種。

2010年1月24日に横浜市のこどもの国・椿の森で撮影していた「寒咲赤佗助」。
紅色の一重、猪口咲き、佗芯の極小輪。花期は1~3月。
雄しべは退化して短小になり、子房に密毛があるワビスケツバキ。
  
こちらは同じくこどもの国・椿の森で2009年2月8日と同年1月25日に撮ったもの。

カーネーション椿

2012年01月21日 | 椿・サザンカ
過去に撮影していたツバキで、まだ紹介していなかったものを。

2009年3月20日に川崎市緑化センターで撮った「カーネーション椿」。
鮮紅色の獅子~牡丹咲き、小~中輪。カーネーションに似た花から名づけられた。
  
花期は1~4月ですが、こちらの1枚目は2009年12月12日に横浜市のこどもの国・椿の森で撮影。
2枚目は同所で2010年3月27日に撮ったもの。
福岡県久留米市に幹回り1mを越す古木があるそうです。

古金襴

2012年01月20日 | 椿・サザンカ
1月7日に川崎市緑化センターのサザンカ見本園で咲いていたハルサザンカを2種。

福岡産の「久富(ひさとみ)」。
紅色の一重で筒咲きから後にやや平開する筒しべの小輪。花期は11~3月。

  
「古金欄(こきんらん)」は淡桃地に紅の小紋りや吹掛け絞りが入る一重で盃状~平開の小輪。
大阪産で花期は12~3月。

こちらは2010年12月11日に町田市の薬師池公園で撮っていた古金襴です。
以前ブログに載せたのと違うしずいぶん早くから咲いてるなと思っていたのですが、
サザンカだったんですね。

参考までにツバキの「古金襴」を。一目で違いがわかります。
品種データは2010年2月28日のブログで。この掲載後、同年3月20日に薬師池公園で撮影。


エクメア・チャンティニー

2012年01月19日 | 
  
パイナップル科エクメア属の「エクメア・チャンティニー」。
エクメア属は前々回のエクメア・ファスキアタをはじめ、熱帯アメリカに150種以上が分布。
葉の縁にとげがあるのが特徴です。

たくさんの種類が栽培されていますが、どれも株の中心は筒状で、水をためるようになっています。
筒状の葉の中心から出た美しい苞をもち、独特な葉模様のものや斑入りの品種などが豊富にあります。

ハナアナナス

2012年01月17日 | 

パイナップル科チランドシア属の「ハナアナナス」。
学名はチランドシア(またはチランジア)・キアネア(Tillandsia cyanea)
チランドシアの仲間は、南北アメリカの広い範囲に400種以上が分布し、
多くはロゼット状で、着生種や自生種などがあり、生態は多様。
  
扁平なピンクの苞は色が2ヶ月以上褪せないが紫紅色の花は2~3日で散る。
花にはお目にかかることができたものの、状態と向きがいまひとつでした。


2009年の撮影データに花をつけたものがありましたので追加します。

シマサンゴアナナス

2012年01月17日 | 

パイナップル科エクメア属の「シマサンゴアナナス」。箱根・強羅公園で撮影。
  
属名のエクメア、学名のエクメア・ファスキアタでも流通。葉質は硬く白い横縞が入り縁に棘がある。
ピンク色の苞は数か月鑑賞できるが苞の間から出る紫色の花は数日の寿命だそうです。
残念ながらその花にはお目にかかれませんでした。

アフェランドラ・ダニア

2012年01月16日 | 

今回紹介するのはキツネノマゴ科の「アフェランドラ・ダニア」。
  
熱帯~亜熱帯に200種ほどあり、園芸品種もたくさん作られています。
花期は6~9月だが18℃以上であれば周年花を咲かせられるそうです。
苞から出る花の寿命は短いですが、苞は長く観賞できます。
光沢のある緑に白い葉脈がくっきりと浮かぶ葉がとても印象的です。