賭銭無の「週末はPhoto一息」

賭ける銭無しに陥った競馬から、カメラを趣味にして6年目で退社。“週末”が“いつでも”になりましたがタイトルはそのままで。

クリンソウ

2008年04月30日 | サクラソウ(桜草)
27日に行った町田えびね苑。
クリンソウも咲き始めていました。
      
クリンソウはサクラソウ科サクラソウ属。
輪状に数段咲く花の姿を仏塔の屋根にある「九輪」に見立てたのが名前の由来。
下方から順に数段の花が開花していく。
   
ユリ科チゴユリ属のホウチャクソウ(宝鐸草)。別名「狐の提灯」
花の形が寺院の軒先にかかっている大型の風鈴「宝鐸」に似ているため。
   
シランも咲き始めてましたが、いずれも回り込めないほうに顔を向け知らん振り。
      
南門に向かう途中に咲いていたのがジュウニヒトエ。シソ科キランソウ属。
重なって咲く花の様子を十二単に見立てて付けられた名前。
南門の横にはシラユキゲシ(白雪芥子:ケシ科エオメコン属)が二輪咲いていました。




ムサシアブミとユキモチソウ

2008年04月30日 | 
ムサシアブミとユキモチソウは以前も載せましたが、
町田えびね苑には数も多く目を楽しませてくれます。
      
3枚目の写真だと鐙(あぶみ)の感じが出るでしょうか
      
同じユキモチソウを大きさを変えて撮ったものを並べただけです。
サムネイル画像を見ていたら、雪餅とはちがうイメージが浮かんだもので…。

クマガイソウ

2008年04月29日 | 
クマガイソウ(熊谷草)を見るのは町田えびね苑が初めてです。
一つか二つ、ポツンポツンと立っているイメージがあったんですが、
大きな群落をつくっている場合もあるそうです。

群生している場所では全ての花が同じ方向を向いて咲く。
なかには、ひねくれ者もいるんでしょうが…。
   
団扇状の葉はひだがあり、2枚が対生。放射状の縦じわがある。
   
名前の由来は、熊が居そうな場所に咲くからではなく、袋状の唇弁を熊谷直実が背負った
母衣(ほろ=布製の袋状のもので背面からの流れ矢を防ぐ)にたとえたことから。
   
花言葉は「あなたを守ります」
ラン科アツモリソウ属。
アツモリソウ(敦盛草)はクマガイソウに対応し平敦盛にちなんで名づけられた。
種の保存法で絶滅危惧種に指定されており、若くして討たれた敦盛と重なって
切ない思いにつつまれます。

(花の説明部分は、日本文芸社「季節の野草・山草図鑑」から引用しました)

ウラシマソウ

2008年04月28日 | 
町田えびね苑が26日有料公開されました。
苑内にはえびねはもちろん、人気のクマガイソウ、ユキモチソウ、ウラシマソウなどが
沢山咲いていました。まずはウラシマソウを。
   
漢字では浦島草、別名が藪蒟蒻。
肉穂花序の付属体が糸状に長く伸びるのが特徴。
それが浦島太郎の釣り糸を連想させることが名前の由来。
   
仏炎苞は紫褐色で葉より下につく。
花言葉は「過ぎ去った日々」

(日本文芸社「季節の野草・山草図鑑」から引用)

ぼたん 島錦

2008年04月27日 | 牡丹
26日の町田ぼたん園。牡丹が見頃になっていました。

その中から、紅白の絞りで人気の「島錦」を。
   
島錦の絞りの出方はまちまちで安定はしない。赤だけ、ピンクだけの年もある。
「太陽」の枝変わりで島根の大根島の畑に1974年に出現した。枝変わりであるから
花以外の特徴は太陽と同じである。(ぼたん園の説明プレートから)
     
「当ぼたん園では一番人気の売れっ子です。天候や様々な条件によって、花色が気まぐれな
ところも憎めません。絞りが出ていないからって、怒らないで下さいね。(管理人)」
との断り書きがプレートには続いていました。
           
これは奥の庭にある島錦。  奥の庭もだいぶ咲きそろってきてました。

ミヤマオダマキ

2008年04月26日 | 
ミヤマオダマキ(深山苧環)【キンポウゲ科 オダマキ属】

北海道~中部地方以北、南千島から朝鮮北部、樺太に分布する高山植物。
園芸品種として改良されたものが山野草として栽培されている。
                
花期は6~8月。花は青紫色で先端はやや白っぽい。
和名の由来は、紡いだ麻糸を丸く巻く苧環という道具に花の形が似ていることから。

(説明文は フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を参考にしました)

エビネ

2008年04月26日 | 
たぶんエビネ(海老根)だと思うのですが…。
   
ラン科エビネ属。別名:山宇波良。
名前の由来は横に伸びる偽球茎の形がエビに似ているため。
葉の間から花茎を伸ばし先端に花を咲かせる。


             ハルユキノシタ
ユキノシタ科ユキノシタ属。
花弁は5枚で上の3枚には黄色の斑点があり、
下の2枚は長く伸びて垂れ下がる。

(説明文は日本文芸社刊の「季節の野草・山草図鑑」から引用)

クルメツツジ 3

2008年04月25日 | 
こちらは町田の薬師池公園・萬葉草花苑内のクルメツツジで4月19日に撮影。
   
   双絵久保           小蝶の舞
   
    小 町             不知火
   
    今猩々            老いの目覚
川崎市緑化センターにはない品種を載せました。
こちらもほとんどが、咲いているのは数輪~10数輪というような状況でした

クルメツツジ 2

2008年04月25日 | 
クルメツツジの続き。
クルメツツジのもとになったキリシマツツジは鹿児島県霧島地方の自生種で、
サタツツジは大隅半島や薩摩半島に自生していた小輪多花性の種類。
      
    総 角             錦 司            難波潟
      
 日の出鷹       日の出の雲           水の山吹
      
    宮城野            養 老             若 楓
花の色は紅、淡紅、紫紅、淡紫、桃、白などで変異の幅も広い。
関東では4月下旬から5月上旬頃が花期。

クルメツツジ

2008年04月25日 | 
4月20日に川崎市緑化センターで撮ったクルメツツジ。
クルメツツジはキリシマツツジとサタツツジをもとに久留米で改良された品種群で、
園芸品種としてたくさんの品種があります。
      
    吾妻鏡             春 日             花 遊
      
    金太陽             麒 麟             白 妙
      
    新常夏             末摘花            裾濃の糸
小輪多花性のクルメツツジですが撮影した20日はどの品種も木を覆うほどの花は
咲いてませんでした。そんなわけで、背景に葉っぱなどが入るのでアップでは
撮りやすかったのですが、なにせ風が強くて…。



ヒラドツツジ 2

2008年04月24日 | 
4月20日に川崎市緑化センターで咲いていたヒラドツツジ。
今度は品種名のついていたものを。
   
   松浦姫             舞 姿
どこがどう違うのか、私にはわかりません。
   
    早乙女            福 娘
これもほとんど同じに見えます。雌しべの花柱の色が若干違うようだけれども…。
実物を見比べたら花の大きさなど違うのかも知れませんが。
   
    白 峯             花 車
これなら違いが分かりますよね。特に花車のほうは。
      
   黒子島             島の入日            残 照
連想的に並べましたが、これも花の色で違いが分かります。
ただ、残照をいちばん上の2枚と並べたら分からないですね。
(色だけで区別してるのバレバレ)


ヒラドツツジ

2008年04月24日 | 
20日の川崎市緑化センター、怪しい空模様で風が強く訪れる人もまばらでした。
   
ヒラドツツジとクルメツツジのコーナーは通路をはさんで隣り合っています。
そのため花の大きさの違いが一目で分かりますます。
まずは大きなヒラドツツジから。風で揺れっぱなしですが、エイヤッと気合い撮り。

モチツツジ、キシツツジなどの交配を繰り返し、白、ピンク、赤など多彩な花色がある。
古くから長崎県平戸で栽培されてきた品種群の総称。
      
こんな並びで隣り合っています。

今回のは「ヒラドツツジ」とだけ表示されていたものです。

サクラソウ 3

2008年04月23日 | サクラソウ(桜草)
川崎市緑化センターのサクラソウ展から。
前回も雪のつくのを載せましたが今回も雪シリーズから。
   
これは「春の雪」。色違いなんでしょうがピンクの雪というのもなんだかねぇ。
キレイですけど…。
      
    神代の雪         薫る雪        越路の雪
越路の雪は20日に撮ったのですが風が強く、吹雪を連想しました。♪サントワマミー♫
      
    百千鳥            村千鳥             浜千鳥
千鳥とつくのも三種ありました。磯千鳥なんてあってもよさそうですが…。
      
    満 月             月世界            月の都
月のつくのも三種。他に酔月とか月の宴、月のつくのは沢山ありそうです。

ぼたん

2008年04月22日 | 牡丹
4月19日は町田ぼたん園へ。
   
この日から有料公開だったのですが、開花が遅れているということで無料でした。
なんか得した気分。
         
    大松山            乙女の舞
園内入って右側、唐傘を添えた鉢植えの牡丹が並んでいました。その中から「大松山」
乙女の舞は咲き出しは淡い乳白色、中性咲き。中性咲きって?…。
      
        玉芙蓉             似荷蓮
玉芙蓉は植えられていた三箇所ともきれいに咲いていました。
似荷蓮も沢山の花が開いていました。
他には台木牡丹、初日、群烏などが園内に植えられた所で多くの花を咲かせていました。
   
   獅子頭       越後獅子
この二種は異名同種だそうです。

スズメ

2008年04月21日 | 野鳥
ここのところ花が続いているので鳥も…と思うんですが、全然撮れていません。
   
4月12日の二ヶ領用水。鯉が群れてるところにスズメが来ました。
何か赤いものをくわえています。えさやりに来たのなら面白かったのですが…。

珍しくカワウもいましたが、間近なのですぐに逃げていきました。
      
20日の川崎市緑化センター。
ウグイスの鳴き声は時々聞こえたものの、目に入るのはスズメとカラスとヒヨドリ。
ヒヨドリもこれぐらいしか撮れない。

緑化センター横の用水ではここ2、3日の強風のせいか、八重桜が倒れていました。