今日から11月・霜月です。
いきなり、飛行機の旅・・・。
機内でANA「翼の王国」11月号巻末の地図を見ていると、新たな発見が・・・。
なんと地元PRのために、ニックネーム的な空港名をつけているローカル空港が、全国に結構存在しているのです。
なかなか微笑ましい気分にさせていただくとともに、本当に「いいの?」という感じでした。
羽田空港では、「紋別」「釧路」・・・といった表記なのですが、正式名称は、ちゃんとニックネームがついているのです。
その地域を一言で言い切っちゃうのは、本当に難しいのですが、各地とも様々な工夫をされています。
まずは、北から・・・。
北海道地方
「オホーツク紋別空港」・・・オホーツクと言えば、流氷!
「たんちょう釧路空港」・・・丹頂鶴をヘッドに組み込み、さらには、鶴と航空機をオーバーラップ。素敵なネーミングです。
東北地方
「おいしい庄内空港」・・・私の大好物・・・コメ。庄内空港に着いたら、まずは米、美味しいオニギリが食べたいです。
中部地方
「のと里山空港」・・・「里山」というのが、都会の人には吸引力になります。
「富山きときと空港」・・・「きときと」というのは富山地方の方言でしょうか?「来て来て」という意味合いだと思うのですが?
「富士山静岡空港」・・・世界遺産富士山・・・静岡に空港があったんですね(失礼!)。
中国地方
「米子鬼太郎空港」・・・水木しげるさんが生み出したヒーロー・ゲゲゲの鬼太郎。
「岩国錦帯橋空港」・・・広島空港とほぼ同じ距離。広島空港と競合関係???美しい五橋、錦帯橋の名前がビルドイン!
「萩・石見空港」・・・世界遺産・石見銀山です。
四国地方
「高知龍馬空港」・・・維新の立役者・龍馬さん。
九州・沖縄地方
「対馬やまねこ空港」・・・対馬に山猫がいるんですね。
「阿蘇くまもと空港」・・・カルデラ阿蘇山。
「五島つばき空港」・・・椿の咲き誇る五島列島をイメージできます。
「南ぬ島石垣空港」
「地名」プラス「地元独自のスペシャリティ」がネーミングが基本となっているようです。
先日も茨城空港のコマーシャルで、「えっ、茨城に空港があるの?」と驚いた次第です。
地方の時代であるとともに、人口減で地方が消滅するという現代・・・。
生残りのためには、都会からの移住者を増やし、子供の数を増やすことが必須となります。
そのためにも、地方の特色を空港名で表現する・・・なかなか粋な取り組みだと思った次第です。
日本のオモシロ空港名・・・それぞれの地方の想いがしっかり詰まった秀逸揃いでした。