能率技師のメモ帳 経済産業大臣登録中小企業診断士・特定社会保険労務士の備忘録

マネジメント理論、経営理論を世のため人のために役立てるために

日本のイノベーター2014 社会を変えるサムライたちにエール!

2014年11月23日 | 日記

日経ビジネス誌2014.11.24号の特集は、「日本の革新者2014 世界を動かす12の発想」。
さまざまな分野で、イノベーションを起こすべく活動しているサムライの特集です。

経済学者のシュンペーターが提唱したイノベーションというコンセプト。
新結合を中心に産業社会に革新を起こし経済活動を推進していくイノベーション。
そのキーパースンとなるのが、イノベーターです。

常識の破壊者
1.ホンダジェット離陸 不可能を成し遂げた戦略家 藤野ホンダエアクラフトカンパニー社長
2.若き職人が作るワクワクする車椅子 杉江WHILL・CEO
3.夢のコンピューター引き寄せた理論 西森東京工大教授
4.モノより心の豊かさを 新世代の社会起業家 向田Lalitpur・CEO
5.調理家電のアイデアマン 再建のタネをまく シャープ田村事業部部長
6.鉄道少年が紡いだ自力で動く内視鏡へ 伊藤九州工大教授

日本文化の伝道師
7.倒産寸前の酒蔵を再建 日本酒を海外に売り込む 桜井旭酒造社長
8.荒れた田畑を再生 農業経営実践の場へ 西辻マイファーム社長
9.工芸品のユニクロ 地域活性の起爆剤に 中川政七商店社長
10.マグロ養殖を自ら事業化 稼ぐ大学の先兵に 宮下近畿大学水産研究所長
11.地元愛をすくい上げる地方再生の請負人 中澤萩シーマート駅長
12.産業界に新生態系創る 起業技術者のモデルに 清水AglC・CEO

本当にその仕事が大好き。
金儲けや生活の安定より、自分の仕事を突き詰める・・・テッペンを目指す。
本当の仕事人の方々です。

同研修のまとめとして、「クレイジーが革新を生む」。
スティーブ・ジョブズの残した「フーリッシュ」というスタンス。
与えられた場所で与えられた仕事をこなすだけでは、決してイノベーションは起こらないのです。

そして、同誌は「2014年のイノベーターを読み解く5つのキーワード」として5つ取り上げています。

1.常識を壊すアイデア
2.不屈の精神
3.新たな価値の想像
4.世界的な視野
5.日本らしさ

まとめてみると一般論。
でも、好きな仕事に自分のやり方で一点集中することこそが、5つの条件を満たすことができるようにも思います。


閉塞感漂う日本の社会状況・・・それを打破するのはイノベーターを輩出し続けることしかありません。

ちなみに日経ビジネス誌が選出する「日本イノベーター大賞2014」は、ホンダエアクラフトの藤野社長でした。


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