萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

ミモザの風韻× Jean Cocteau

2022-03-14 21:05:03 | 文学閑話翻訳詩
春光ゆらす旋律に、
ミモザ×Jean Cocteau


ミモザの風韻× Jean Cocteau

Le tram traȋnait ses mélodies
Sous les arbres de mimosa.
路面電車が音楽の裾なびかす
ミモザの木の下で。
【引用詩文: Jean Cocteau『Cannes 』抜粋自訳】 


ジャン・コクトー「カンヌ」の一節です。
前も紹介したけど“懐かしい記憶と散歩する道”を綴った詩になります。
撮影地:神奈川県2020.3

3/8ミモザの日はSNSからワールドニュースまで、この花があふれていたなあと。
ヨーロッパでは女性にミモザの花束を贈る日、街角では黄色の花束があふれる春らしい明るい日なのだそうです。
そういう平和あふれる空気になっていきますように。
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