萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚94

2014-05-17 00:05:07 | 雑談寓話
眠いけど少し書きます、笑



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚94

夏祭の帰り道、同僚御曹司クンから定期便メールがきた、

To :御曹司クン
本文:今日は1日ずっと寝てた(顔文字笑顔)
  だから会話ろくにしてない、後で電話していい?

御曹司クンは実家に住んでいる。
両親が居てきょうだいも同居な家、なのに会話ろくにしていない。

寂しいな、って思った。
家族みんなで住んでいるのに他人の自分へ会話をねだる、
そういうの寂しかった、で返信した、

Re :どんだけデカイ家なんだよ?笑
   日付変わる頃でよかったら出られる、

Re2:ありがと、電話するな(顔文字笑顔)
   デカい家より顔見られる距離に住みたいなーおまえと(顔文字照顔)

ってカンジの返信に、

電話不要じゃないのコイツ?

って想いながら帰宅して、
風呂入ってパソコン開いてやるコトやって、って間も携帯はサイレントモードだったけど、
ランプ時おり点滅して着信を知らせてきた、でもソレは無視して放置して、で、日付変わる頃に着信した名前で通話を繋いだ。

「おつかれ、笑」
「おつかれーって俺はずっと寝てたけど、笑」

なんて呑気な話から始まって、

「夏休みって何すんの?」
「いろいろだね、笑」
「いろいろって何?」
「ナンデおまえに話さないとイケナイわけ?笑」
「っ、イイじゃんよー教えてくれたってさ、拗」
「ひとりで行きたいトコ行く予定だよ、国内だけどね、笑」
「一人旅かあ、なんかカッコいいなー」

ってカンジの他愛ない話をしながらパソコンの作業して、
傍らで眠っている猫をたまに撫でながら電話してたら、キャッチホンが入った、

あーたぶん暫定恋人だな?

って解かるから放置して話してさ、
でも御曹司クンは気が付いて訊いてくれた、

「なーキャッチホン入ってるだろ?切ろうか?」
「いや、気にしないでいいから、笑」

ほんと気にしないで良いよ?
って思いながら笑って、でも御曹司クンは気にしてくれた、

「なんか急ぎかもしれねーよ?出てあげろよ、」
「ホント気にしないで良いから、」

って言って、ふっと電話は沈黙した、
で、御曹司クンに訊かれた、

「あのさー…つきあってるヒトとかじゃねえの?こんな時間に何度も架けてくるってさー…なのに俺と電話しててイイのかよ?」

やっぱ気が付くよね?


こんな感じだけどトリアエズUPします、
Aesuculapius加筆校正まだします、が、眠いです、笑

取り急ぎ、



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