萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

写真訳詩:視界×Wordsworth

2017-01-26 15:53:25 | 文学閑話翻訳詩
不変と可変、



写真訳詩:視界×Wordsworth

There was a time when meadow, grove, and stream,
The earth, and every common sight,
To me did seem
Apparelled in celestial light,
The glory and the freshness of a dream.
It is not now as it hath been of a yore;―
Turn wheresoe‘er I may,
By night or day,
The things which I have seen I now can see no more.

かつて草原も、林も、小川も、
大地も、映る視界すべてに、
僕には見えていた、
天上の光くるまれて、
栄光と夢あざやかで。
でも今は昔と違う、
どこふりむいても僕は、
夜でも昼でも、
かつて見えたものが今は見えない。

【引用詩文:William Wordsworth「Intimations of Immortality from Recollections of Early Childhood」抜粋&自訳】


撮影地:川霧@神奈川県中津川流域、戦場ヶ原@栃木県日光市

ひさしぶりに翻訳してみました、眠気まぎらしにでも、笑
詩は心 Part4ブログトーナメント

にほんブログ村 写真ブログ 山・森林写真へにほんブログ村 

blogramランキング参加中! 人気ブログランキングへ 

PVアクセスランキング にほんブログ村
著作権法より無断利用転載ほか禁じます

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 建築点景:神域の技巧 | トップ | 前夜雑談:やっとの休日に »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

文学閑話翻訳詩」カテゴリの最新記事