萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚126

2014-06-18 00:04:08 | 雑談寓話
梅雨時、晴れると夕映えが綺麗です。



雑談寓話:或るフィクション×ノンフィクション@御曹司譚126

8月の日曜夕方、高校の友達と先生と軽く呑もうってなり、
座った居酒屋でトリアエズなビールから先生は訊いてきた、

「で、おまえ例の男にキスされかけてどんな反応したんだ?」

生徒が来るかも知らんし誤解生んでも困るだろ、居酒屋ならイイケドさ。

なんてサッキ言った@職員室の通りに規制外した@居酒屋なテーブル、
相変わらずストレートな先生に可笑しくて笑いながら答えた、

「なにやってんの?って訊きましたよ、笑」
「また冷静に訊いたんだろ?なんか気の毒になってくるな、笑」

って言われてちょっと困るな思った、
確かに「気の毒」かもしれない?そんな想定に友達も言ってきた、

「ほんと気の毒ですよねえ、コイツに惚れるとかって男でも女でも難儀ですって、」

言いたい放題に言われてる?笑
そんな友達発言に言ってやった、

「誰にも惚れられないキャラよりは良いんじゃない?笑」
「う、…ええエエどうせボクはモテませんですホントは羨ましいですよーでも難儀なのはホントですう、」

なんて即答されてソンナ評価なんだなって思った、
そんなに自分って難儀だと思われているんだ?とか考えていたら先生が言った、

「まあ確かに難儀だろうな?恋愛って感情自体が薄いし、自分の好きなモンやっちゃうとこあるから、笑」

なんだかよく見られてる、笑
そんな先生の言葉にビール飲みながら笑った、

「先生から見たらソンナ感じですか?笑」
「ソンナ感じだな、おまえ本気で恋愛感情とかって少ないだろ?授業もサボってた時あるし、笑」

なんて言われて納得しながら可笑しかった、
確かにソンナ前科もあるから素直に認めた、

「美術よくサボってたって話しましたっけ?笑」
「前にちらっとな、島本とベランダで喋ってたんだよな、笑」
「うえ、島本ってあの首席だったやつだろ?あいつがサボるって意外なんですけど、」

など友達にツッコまれたから正直に言ってみた、

「いつも誘ってたのはムコウだよ?笑」
「うお、なおさら意外だあ、あいつサボってまでナニそんな喋りたかったわけ?」

ホント意外だって顔されて、
理由にもっと意外だと言われるんだろなって予想しながら言った、

「恋愛相談だよ?予備校で仲良いひとが居たんだよね、笑」

思春期ってカンジの話題だな?
なんて改めて思ってたら先生に言われた、

「おまえは恋愛しないクセに恋愛相談されがちだよな?ソンナ流れでキス未遂のヤツにも惚れられたんだろ、笑」

そういえば始まりはそうだった、
もう1年近く前の記憶が改めてなんだか可笑しかった、

「後輩に惚れちゃった彼の話を聴いてるうちにってカンジですかね?笑」

後輩坊ちゃんクンに同僚御曹司クンが恋して、その相談を坊ちゃんクンにされた。
それから始まった御曹司クンとの時間があらためて長く短い、そんな感想に友達が言った、

「恋愛相談で惚れるんなら、俺なんかオマエに何度もう惚れてるかってことだよな?」

幾らなんでも無理だろ?笑
って思ったからそのまんま言ってやった、

「キモイ無理、笑」
「キモイ無理ってひでえ、バイのヤツはキモチ悪くないのかよお?」

なんて友達に返されて「?」って思った、そういえば何でだろね?


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とりあえずココで一旦切ります、続きあるんですが反応次第でラストにします、
第76話「総設7」+Favonius「少年時譚16」校了しました、Aesculapius「Saturnus11」加筆中です。
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深夜に取り急ぎ、




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