萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

車窓水曜×帰宅雑談

2019-02-13 23:43:33 | 雑談
如月十三日@帰宅の車窓、当たり前だけど夜の街。
夜の街トハイエあれデハナクオフィス街or住宅街で、笑
車内は仕事オツカレサマデシタスーツ×コート姿メイン、

この一両に何人が乗っているのだろう?

なんて考えると・時間×記憶と感情トホウモナイ同乗に、フォルトナとかテュケーとか思う。
フォルトナもテュケーも女神の名前なんだけど正確に言うなら・ある事象の神格化で、
ソレがまた日本語で該当する単語が難しい。

ヒントっぽいコト言うなら、

フォルトナまたはテュケーは後ろ髪が無い姿で描かれたりもする。

フォルトナ=運命とか、
テュケー=幸運チャンスとか、
って言うのも短絡的すぎ・もっと広義かつ普遍的。

すりぬけやすく、うつろい、とどまらず、
一瞬であり永続であり、断簡のようで繋り続け、
形無く、けれど跡を残し、確かに存在する。

西洋古典文学研究の日本先駆者、久保先生は「テュケー」そのまま単語に遣われる、
幸運と不運の廻り、うつろう運命の流れであり出逢いとも定めとも。
ようするに「運命の廻り」そのものがフォルトナかつテュケー。

だから死の運命=フォルトナはかなり恥ずかしい誤訳、笑
死の運命を見るなら、北欧神話で有名な女神がいる。
音楽の教科書に載るほど有名な曲名にもなってるし、笑

なんて考えつらつら降車します、
撮影地:神奈川県2018.10


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