萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

山岳点景:雪山2016.11×First

2016-11-12 23:30:15 | 写真:山岳点景
霜月の青×初雪



山岳点景:雪山2016.11×First

標高2,601メートルの山頂は雪と雲海×真青。
奥秩父山塊の最高峰、北奥千丈岳は冬です。



林道のアスファルトも途中からアイスバーン、
で、アタリマエだけど登山道も雪×氷の道でした。



崖に露出した木の根、光るのは小さな氷柱。
雪の雫すら凍てつく大気に、アイゼンが氷雪を噛む感覚は半年ぶり。



木道や階段は踏まれる=圧雪されアイスバーン化しやすいです、
そんなワケで足もと要注意、今シーズン初アイゼンに感覚たぐりながら雪山にテンション×高度↑上げ、笑



展望ポイント「夢の庭園」から、雲海にうかぶ南アルプス。



岩場+木道たどる雪の森、梢から南アルプス×雲海。
高度が上がってるなーと風景に呼吸に思いながら、足もと注意で高度さらに上げ、



標高2,570メートル前国師岳、



眼下はるかに雲海、左の黒っぽい山は北奥千丈岳。



雲海に望む南アルプスは島のようで、須弥山ってこんなカンジかなーと。


撮影地:前国師ヶ岳・北奥千丈岳@山梨県

写真まだあるけど眠くなったので・続きまた次回、笑
思い切って挑戦!! 12ブログトーナメント

11月の山は↑こんなカンジがアタリマエ、冬装備で登ってください。
○アイゼン・ゲイター・防寒着は必携←山上の気温低下・降雪はフツーに起きます。
○11月は積雪があっても野生獣はまだ冬眠前、熊鈴・ラジオなどでクマとの不幸な遭遇を避けてください。
○日没&気温低下が急激な時季です、遅くとも14時には下山完了がアタリマエ。
○ヘッドライト・ビバーク装備は必須←道迷い・積雪による行動不能になりやすい時季である覚悟が必要です。
○登山口までの道路も凍ります、スタッドレスタイヤ+チェーンがなければ無理です。

今日もチェーン装備がないため雪の林道を入れず・車を途中で降りて登山口まで歩く人も多くいたんですけど、
コレやると、
・スタートが遅れる=気温低下・日没に間に合わなくなる。
・予定より多く歩行+滑りやすい雪道→体力消耗→登山口からより深い積雪で体力消耗→行動不能。

アイスバーン化した登山道では、アイゼンも冬装備もない登山者が立ち往生していました。
11月の山でアイゼンを持ってこないのは非常識です、そのレベルで雪山に来ることは計画段階ですでに遭難しています。

積雪期の山は登山技術&知識が要求されます、
自分の装備・技術をよく考えて登山を楽しめたらイイですね、笑

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