萬文習作帖

山の青年医師の物語+警視庁山岳救助隊員ミステリー(陽はまた昇る宮田と湯原その後)ほか小説×写真×文学閑話

山歩雑談:霜月、晩秋×初冬

2016-11-11 20:49:02 | 解説:用語知識
キケン×閑寂の山



山歩雑談:霜月、晩秋×初冬

上は11月初旬の谷川岳@群馬県、
谷川岳は標高1,977メートル、二千を超えなくとも山の11月は吹雪きます。
朝方すこし降ったダケで↓標高1,300アタリでこんなカンジ、この薄雪も日照で溶け・冷風に凍りアイスバーン化します。



そんなワケでアタリマエだけど山頂はもっと凍るわけですが、
下は11月の富士山、撮影は真昼ですが雲が湧きだしています。



山の午後は雲や霧が湧きやすいです←日照で雪や霜、朝露が蒸発=雲になるから。
秋の山は朝晩よく冷える=降雪・降霜・朝露があるため、霧も雲も湧きやすい。
この霧や雲に巻かれて道迷い・踏みはずし、転滑落が多く起こります。

秋の日暮れはあっというま→14時の森は暗くなりはじめ、16時には真っ暗に。

秋の山は午後になると気温低下→結露・凍結して足もとが滑りやすい。

なんて事情が秋の山にはあり、
ソンナワケで秋の午後は山岳遭難が起こりやすいワケです。



11月の平野の雨は山で雪、
明日もし登山に行かれるなら冬装備必須で、安全&無事に楽しめると良いですね。


撮影地:群馬県、山梨県、東京都

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