よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

イベント・・・

2007年09月23日 | Weblog
このところ、畑も催事も加工場も全てが忙しく、
連日微熱を抱えながらの毎日。

お彼岸突入のこの連休、地元道の駅にて私が責任者と
なる工芸部会のイベントを開催中。

こう言っちゃなんだが、どこの道の駅でも商品が垢抜け
していないとずっと思っている。
中身が大した事がないのに流行ばかりプリントしてある
ものを見習おうという事ではなく、自分の作るものにも
うひとセンス加える訓練を積んで欲しくて展示・体験販売
会を企画したものの、申込者は数少ない。。
残念、を通りこして腹も立ってくる。
道の駅は半公設だという状態に甘えきっているとしかいい
ようがない。


2日目となる今日は、この地で有名な竹細工を受け継ぐ師範
千葉さんが「竹とんぼ」製作販売で参加してくれた。
それでメシを食っているとはいえ、その手さばきの見事さ!
といったら凄い。。通行人が次々と足を止め、作るそばから
売れていく竹とんぼ・・・。これを見れただけでも企画の
甲斐があったと言えるすばらしさだった。。

「直売」という言葉が当たり前の今日だけれど、ホントの
意味で商売として「お客さん」を念頭に意識している生産者
は何人いるかという事に疑問を抱く。
目の前のお金と同じ商品を作るライバルだけに意識がいき、
商品力を伸ばそう、自分を売ろう、というレベルにはほど遠い
気がしてならない。

だから、どこでも直売所の数はあれども健全に「食えるレベル」
の人は少ない。

もう「ここは農協が悪いから百姓が食えないんだ」と責任転嫁
するのは聞き飽きた。。。