よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

復興プロジェクト~菊編~定植。

2011年06月07日 | Weblog

東京以来、南三陸のタカちゃんに来てもらい、
我々家族&タカちゃん&曽木ガーデン&山本さんの総動員態勢で、いよいよ小菊の定植をする。


風も全くなく、炎天下。




挿し芽をしたのが期限ギリギリ。
しかも、主旨に賛同してくれた菊農家Fさんには余り苗で協力頂いたので、
苗によっては、
ほぼ芽が出なかったもの。
根の張りが良いものの差が歴然だった。
多めに提供してくれたFさんには感謝感謝。

これに別ルートで入手した「輪菊」500本!
みんなのおかげで半日で作業は終了!
植えてみれば「2000本」は凄い数字。
「え!?こんなにあるの?」というくらい。

野菜は野菜、花には花の難しさがある。やるぞ!

挿し芽時期が遅れたら、ある程度肥料が入った土を使った方がやはり早いか。
一年目、初心者の勉強はつづく。





作業中は携帯出れなかったので、昼から夕方までずっとその対応。
海の手山の手ネットワーク、昨日の新聞、テレビを見た方から問い合わせを多数頂きました。
そして、お店で扱ってくれるところも数件出て来て数件は決定、他交渉中です。


個人の方で多かったのが「折り方」教えて欲しいとの希望。
 
 これまで色々と問題もあって、エコバックの折り方は慎重に考えてきました。
 担当の仲間(エコショップK)が試行錯誤してがんばってきました。
 そして、ようやく、オリジナル、みんなが納得出来る形を完成させました。ポケット付きです。
 そのバック、折り方講座でも出来ればいいのですが、
 何しろ我々も「動ける範囲」でしか活動出来ずにいるので、それをイラストに落とし、
 いずれ郵送という形ででもお配り出来たらと準備中です。

 関連して。メディアに載った「避難者から海山ネットが100円で買い取り」の表現。
 これは販売価格ではありません。

海山ネット「復興バック」は、儲け、売上を第一義とは考えていません。
一番は、2次避難者が作る仕事への報酬。そして、仮設へ戻る際の生活支援金です。
海山ネットとしても、事務手数料と消耗品などの活動費は頂きます。

そして、扱って頂けるお店に対しても少しの利益を落としたいと考えています。

震災によるダメージからの再生には経済復興が大切だとの想いがあり、
その為には単なる支援では、一時的なものになってしまうのでは?という懸念も。

その中で、当地宮城の復興へ向けた歩みを、地元の新聞を使ったバックを作り、
関わる者が皆、サイクルとして関わりやすい形を模索した結果が、キチンとした販売形態の確立。
そうしないと回らない。。。


そんな形で今後も海山ネットは動き続けます。
内容もキチンと発信出来るように、
今、がんばって専用HPを作りたいと奮闘中です。





そして夜。
役場からの封書。内容は、申請していた「り災証明書」

結果「半壊」。

想像してたとはいえ、やはり、ショック