よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

つたえること つたわること。

2017年03月16日 | 農家ブランド

遊んで来といて何いうか!だけど、、、全力だったもんで、とにかく疲れがすごい。抜けない抜けない。眠い。






昨日は今年遅ればせながら初参戦の「朝市夕市ネットの定期市」。

ちょうど幸運にもテレビ放映直後とあり、多めに持って行ったよっちゃんなんばんもあっという間に完売。

市内の卸先を案内したらそこも品切れらしく今日は卸先からも注文ラッシュ。ありがたい。

大量生産ではないので、直接ご注文頂いた方へも順番にお送りしますので少々お時間をください。



昨日は定期市の後、総会。所属団体の中では大トリ。



この会はグリーンアップより長く活動22年。私は途中参加なのですが、この会もすごい。

畑と台所をつなぐ をコンセプトに活動を続け、

今年は長年学生と共に会をバックアップしてくださった宮教大・小金沢先生が定年でひと区切りの儀式もあり。


シンプルで飾りはない市ですが、生産者とお客さんにしっかりとコミュニケーションがあり、

小難しいことではなく繋がるコミュニティがしっかりと根付いた感がある市。

それぞれがスペシャルな農家の面々ですが、会としてはやはり高齢化、ともなっての出店者減という課題はある。

出たいひといませんかー!? 初年度は優遇ありです。





昨日は総会後、市のメンバーの食材でのうまい料理を食べながら懇親会。

仙台市の生ゴミリサイクルなどの事業も受託しているけれど、もっとマルッと楽しい試みとして

お弁当を提案してみたらみんなノってくれて早速来月から試運転。

まずは市に出店する生産者の為のケータリングという考え方で、

作っていただくのは市の面々が繋がっている野菜の納品先の食堂やシェフ。

ちょっと多めに作ってもらい、無理しない範囲でお客さんにも販売。


育てる人、料理するひと、食べる人 が見える。当初の市のコンセプトをちょっとすすめて見えるように。

伝える、ではなく 伝わる かたち。



うちはその範疇でずっとやってきたけれど、6次化というのは言葉は簡単でもとても、

それはとってもタイヘンだ。あれもこれも、というよりはバランスを取るのに神経が磨り減る。

最近流行りの他者と組む6次化もしっかりとした共有と信頼が無いと形にならないから、うまくいってる例がない。



震災前後からずっと「流通が変わる変革期」だと感じている。

直売所の出現から、インターネットが成熟し始まってから、ガラガラと仕切り直し時期に突入し、

それまでの常識は変わりつつあり、どっかにくっついていけば安泰。というのは終わっている。

改めて、育てるひと、伝えるひと、伝わるひとがしっかりと繋がっていくタイミング。

だからこそ、small Life(伝わるかたち)、small work(伝えるかたち)を作る時間をとことん作りたいと考えるわけです。

そういう意味でもこの市のメンバーは危機感も持ちながらバリバリな面々なので共有も早いのかな。

どう育つのか楽しみだ。





秋彼岸から春彼岸まで、という間伐適期も終わりつつあり、ギリ粘って来週まで間伐予定の竹林。

そういう意味で気持ちが急くので疲労もいっぱいだが時間が惜しい。



台湾休暇で改善するかと思ったけれど、両腕の腱鞘炎もMAX。

今入っているのはいい筍が取れる地帯なので、竹も太くてそりゃ〜〜重いのだ。



もっともっと、今立ってる場所の、奥深くに潜る時間が欲しい。