よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

偲ぶ そして 継ぐ。

2019年07月21日 | 農家ブランド

 

梅雨明けが待ち遠しい、梅雨。

このところ、湿度がMAX。火を使う加工場は除湿MAXでも中々不快な作業が続きます。

加工場仕事が溜まっていて忙しいのも重なり中々畑にも出れず、ストレスもたまる日々ですが、



合間に直売所の仲間に頼んでいた赤シソを受け取りつつ処理方法を教わったり、

岩出山で梅といえば佐藤農場の宗一さんにこっそり美味しい漬け方のコツを聞きに行ったりして旬を楽しんでいます。

恥ずかしながら初梅干し、おいしく漬けたい。



今日はそんな農業に興味を持ち、移住して励んでいた若き農家仲間のご供養に行ってきました。

彼は眩しいほどにまっすぐで、はせがけでお米を育て、麹を勉強し、それを届けようと自分のお店まで開きました。

清々しいほど自分の志にオープンな男で気持ちのいい人でした。

安全、安心、有機、慣行、、、生産物の価値を語る時に色々と語られますが、彼の農業には

会えば、そんな装飾が必要ないくらい、魅力を感じる男でした。

そんな彼を象徴するように、今日は県内各地から、様々な分野の方が参列してくれました。

まさに、人柄。

ご供養が終わり精進あげの場でお茶飲みしながら、

「農家同士でも、このメンバーは中々集まらないねぇ〜」

というふとした仲間の言葉。お互いはよく知ってるし話してはいても、

それぞれがそれぞれの活動場所を持ちつつある今、この場を作ったのは間違いなく今日真ん中にいる彼。

自分たちが楽しみ、悩み、何よりも誇りをもって取り組む農業に、

大きな可能性を見出してくれて移住し、全身全力でまっすぐだった彼の為にも、

受け取ったものを繋いでいこう。 と、語り合えた、ほのぼのとした時間を頂きました。





ありがとう、田原くん。