よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

餅つき。

2017年11月15日 | 農家の風景。



今日は岩出山駅前直売所グリーンアップ創業祭。満20周年。

この地域ではさきがけの直売所。時代も変わる激動の中よくもっている。

自分が商売を始めた当初、何にも分からない中、ここで先輩の地元商売人や農家の人に会えた事は、

いきなり判断を迫られる商業との間の良いクッションにもなり見聞きさせてもらえたのは大きかった。




この店のイベントはいつも「餅」が好評でよく売れる。今日も早朝からあんこ餅、納豆餅をみんなで仕込む。

そして大きな節目の年でもあるので雑煮を振る舞おうじゃないかという話しになって、

催事当番で力自慢もいるし20周年だし「杵つきしよう」と杵と臼を持ち込んだ。



今は売ってる餅もほぼ機械、家でつくのもほぼ機械。農家でさえ「昔はやったねぇ〜」というほど杵と臼の餅は食べなくなった。




そこが狙い通りで10時に着き始めると よいしょぉ〜!の掛け声に人が寄ってきて、駅から下車した人も立ち止まりで大好評だった。

臼と杵の味を知ってる人ほど「いやぁやっぱ違うわぁ〜!美味しかったぁ〜!」という感想多かった。



ウチの唐辛子を育ててもらっているタクシー運転手シンイチさんも、ちょうど客待ちで駅にやってきたので昔を思い出して参加してもらった。

買い物もたくさんしてもらい、2升を2回、いい餅つき出来ました。

いっしょに臼杵担当した10歳くらい上のマサシゲさん、青年部だった20代に先輩にも仕込まれさんざんついたという腕前はさすが。

こね方の動きにまったく無駄がなく綺麗なつき上がり。

ちょっと前までは年越しに臼と杵で餅をつくイベントを街なかで恒例にやり、人がひとりふたりと増えてきてみんなで

「あ〜年末だっちゃねぇ〜」

というなんとも言えない年越し風景な話は良かったなぁ。臼と杵だけだもん。今カネと人出して頭使ってもなかなか人は集まらないもの。

また折を見てやりたい。





日が暮れるのがものすごく早くなってきた。予定が一個入るだけで外仕事はかなり制限される季節に。



帰って一休みするとさらに雨が降り出し、仕方がないので間伐の大事な道具をひたすらに研いだ。


こちらも収穫開始。




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