よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

巡る天気。巡る足。巡る頭。

2012年04月06日 | Weblog

本日も雨、風、雪とめまぐるしい。


朝いちで交通指導隊始動式に参加。その後街頭キャンペーン。
お恥ずかしい事に年に数回しか出れてないけれど、出れる時ぐらいは。。
皆さん、安全運転です!




今日は三陸タカちゃんが親子で来てくれた。
息子さんは私と同名で「ひろゆき」。
二次避難先の旅館の女性と先日おめでたいことに結婚!!!
幸せ太りか10キロ太ったという。この名前は太るのか

息子さんは親父とハウスの片付けを。
水稲苗の為、一面つぼみ菜だったところをキレイにしてもらった。
オヤジのショウエイさん譲りで仕事が丁寧

タカちゃんはカミさんと加工場へ。

定期的にこれから力を借りていき、幅を広げていきたい。あらゆる面で。



私は午後は卸先スーパーの「産直市会議」。
県内各地への卸拡大を提案してもらって、ありがたい。
来週から新たに三店舗に置かせて頂きます!


その後、道の駅に海山新聞バックの納品!
産直ギフトで参加するテレビショッピングの包装に使って頂きます!
ありがとうございます。



そして夜は今日のメインディッシュ。




正月明け以来の"海の手山の手ネットワーク"会議。フルメンバーです。
せっかく道の駅エボラボで活用し始めたので、
議題もテンコ盛り&ディープという事もあり、模造紙を使い「見える化」して進行しました。
それでも5時間に及びました。

おかげさまで海山の繋がりでセットモノの受注を度々頂くので、改めてその内容検討。
今後も東北村他で提案できるようにアイデア出しと方向性を詰めました。

関連で、一番時間を使った部分は「今後の海山の方向性」。
震災以降に「おれらに何が出来る!?」と始まったプロジェクトですが、
時間を経て沢山の方々、団体とのご縁を頂き幅が広がって来ました。
改めて原点から振り返っての「今後」を検討。

復興といっても主軸は経済復興。それはお金を回すこと。
全てを無くした海の手が関わる以上、それが根本だから最終的には「商品化」。

けれど、大それたものではなく、規模は小さくてもお互いの表情が見える関係の中での"人の復興"を最重要ポイントに、
商品が生み出される"過程"に対する評価を過分に頂いてもいるし、それ他の復興プロジェクトには無い色で、大事な根幹でもある。
これまでも一貫してそこはぶらさずに来ているので、広がった大きな縁を加える形で原点に帰ろうと考えています。

そこには今後、単にモノを生み出す事ではなく、これまでの価値を全て洗いなおし、
繋がった人達、被災者も支援者も関われる形をしっかりと作りながら出力していこうと考えています。





一年経って原点に還る。
やっぱ最初に思った、考えた答えらしきものに戻ってきた。けど…。

最新の取引先の瓦版に仲間の農家Hさんが寄稿されていた「螺旋の法則」に当てはまった。
いろいろ時間を使い、悩み、最初に帰って「やっぱこれだったのか」と立ち戻る。
けれどそれは同じ事の繰り返しではなく、経てきた時間費やした時間の分だけ"思考、方法に厚みが増している"。

それは小さな活動のみならず、生きるという事そのもののような気がします。

海山ネットの活動の原点。それは


経済性 = 土着性 = 人の心


これを無くして本当の意味での”復興”は無いという事。

これは復興だけではなく、自分自身のこれから、地域のこれからにガッチリと重なること。

まだまだこれから成熟していきます!









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