よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

第ゼロ回 竹やぶ会議。

2018年05月10日 | イベント企画・出展



(チラシは"一回"ですが正式には"ゼロ")

8、9日と2日がかりで「第ゼロ回 竹やぶ会議」無事に終了。

疲れがMAXに達し前日から身体が悲鳴で当日早朝も38度近くで「あ、ダメかな」と一瞬思いましたが

そっから2時間眠って限界まで汗かいて放熱し、みんなが到着の頃にはなんとか熱は下がり起きれました。



平日で予報もずれていき10人来たら御の字かと思ってましたが集合時間には20人近くになり、

焙煎小屋 風舎 千葉さんに美味しいコーヒーを入れて頂いて自己紹介から。

もとは、

これだけ生命力に優れる竹の可能性をという思いから

間伐材を粉砕してみたり

福祉施設の仕事づくりの材料に使ってもらったり、

農ドブルの器にしてみたり・・・

と「竹竹竹!」と気の合う人と竹談義してるところからが始まり。

なんばんの次のアイテムがタケノコという考え方ではなく自分の中では、

よっちゃん農場の象徴であり、発酵させるなどの工夫で畑にも使いたいし、

なんばんも含めてのよっちゃん農業全体の底上げという位置付けの取り組みだと考えています。

そんなところに友人のプランナー・松村くんがビビッときて

「竹を備える 竹で備える」

というコピーとともに「竹やぶで想う・感じる」ところから始めましょうよ、と副議長として名乗りをあげてくれました。



(真ん中 松村く、右が神澤さん)

そこへ縁あって大沼旅館の大沼社長に紹介頂いたのが竹マスター・トージバの神澤さん。

今回「アースオーブンを持っていきます」と連絡頂いていたのですが、

なんと!消防車を改造したスペシャルカーで登場。とてもかっこええです。

竹でなんかやりましょう!と2月にお話していて、南三陸に移住して地元を盛り上げようと奮闘する中島さんたちが



「竹のジャングルジム」を作るワークショップの舞台にうちの山をということでキッカケをもらいました。

今回はいつもうちの商品でパンコラボしてるパン工房・青い虹井上さん親子もうまいサンドイッチを差し入れしてくれ、それを食べて初日スタート。









天気をみながらでしたが、建設予定地を片付けて使う材料の切り出しをしつつ、

せっかくミサイルのように筍最盛期を迎えつつあるので



タケノコ掘り体験、美味しいたけのこの見分け方講座も。私は動けなかったので主にこっち。

仙台・こうめの佐々木夫妻は2日間でだいぶ上手になりました。



夜は備竹(びちく)会議という名の懇親会。












アースオーブンで神澤さんピザをたらふく堪能。全粒粉で酒粕発酵させた生地がおいしかった。

タケノコも丸焼きして食べました。

竹のおちょこで酒を酌み交わし寒かったですが火を囲み遅くまでしゃべりました。

茨城で造園業とタケノコ農家の鈴木さんとは使う道具や販売方法など、色々と情報交換も出来たのは大きい。

別地域のたけのこ農家と話すのは初めてで新鮮でした。



2日目は朝からあいにくの雨。



雨の竹林は滑るし竹そのものもツルツルで危険ということで、昼すぎまで竹の結び方を習ったり、竹談義。

昔は「竹縄」といって竹を薄く剥いで縄をなっていたそうでその映像を見たり、

その昔ブルーノ タウトというドイツの建築家が日本の竹の美しさに惹かれ下駄をデザインしたものが今でも作り継がれているという話だったり。

原材料としての竹、を活かすにはデザインも大事だという話など、大いに竹を語る時間。



そして最期のメインディッシュ、いよいよ組み立て。

























平日なのと雨で遅れたために最後までみんなで出来なかったのは残念でしたが3時間かかって完成。

巨大ジャングルジム、ブランコ付き。

見た目以上にすごいスケール!







みんな順番で試し乗りしましたがサイコーです。全くビクともしないので怖くはない!

これからタケノコに疲れたらこれ乗って発散します。









最後に記念撮影。

この模様はソトコトライターの浅野さんも取材に来てくれまして、載るそうです。

機会があればご覧ください。



これまでとはまた違った竹の拡がりを感じた2日間でした。

いろいろと身の回りのものも作ってみようと思います。

まず一回やってみっぺ!とやった会議ですが、これは続きそうです。

また竹林で会いましょう!




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