よっちゃん農場のドタバタ日記

「よっちゃん農場」の日常。
 ~いち農家から小さなブランド作りの奮闘記~~

北の国へ~五郎編~

2014年11月05日 | Weblog

出発前夜まで、ぎりぎり24話のドラマ、スペシャルドラマ「遺言」まで見倒してふらのに行きました。

まったく見てないことは無かったけれど、改めて。

一番に思ったことは「このドラマは古くない」「むしろ、今こそみんな見て欲しい」と思ったこと。

そしてなにより、自分がよっちゃん農場をやってまでやりたい生き方そのものが描かれていました。

価値観がぴったんこ。

もちろんドラマのファン、田中邦衛のファンになったのはいうまでもないけれど、

それ以上にそんな世界観を感じたいと強く思って出発。













そして五郎になりました(笑)

石の家が見えた時は、カミさんと二人叫んで走りました(笑)


















思い起こせば、ドラマを見ているうちに昔の自分が純にダブり、親父が五郎にダブってきました。

純の住む東京に五郎がやってきたシーンに、自分が上京すぐ事故で入院した時、東京なんて知らない親父がひとり、

突然やって来た時は痛みも忘れて「どうやってきたの?」と聞いたことを思い出しました。

うれしかったことを思い出します。



ドロのついた一万円にも号泣しました。

自分もお金がなかったので、高校出て上京する時は新聞奨学生で行きました。

学費の他にお小遣いも少しもらえる制度でしたが、当時はやっぱり都会が楽しかった(笑)

思わず使っちゃったし。なくなって苦しいという思い出が多い(笑)

当時はうちも苦しかった。そんな中でいつも少しでもと、野菜やなんかと一緒によくお金を荷物にいれてくれてた。

ありがたかったな~・・。


あとは、、、書けない・・・・、いろいろあったけど(笑)。




やがてスペシャルドラマに進むと自分と五郎がカブってきた。

自分もよっちゃん農場を始める時、このブログの自己紹介にも書いてあるけれど「百姓になりたい」と痛烈に思ったし思ってる。

農家のおんちゃん、は何でもやる、出来る。それが格好良かった。

でもそれは出来るからやってるわけじゃなくって、やらざるを得ないからやってる事のほうが多いはずだ。

そして 身についていく ということだ。と今だからわかる。

実際、今の時代にうちの規模で農家一本でメシを食うというのは非常識だったし、

その道を選ぶことはまず第一に、親不孝だ。

それでも振り返ると、今に至るまでやらなくてもよいことをやらざるをえなかったから、食べれるようになれた。



そして、普通の人には経験出来なかったことも知ることが出来たし、身についた。

そういう必要な事をいろいろ経験出来て、ようやく今後の道が見えてきていたところでこんな機会を得た、

という自分的には怖いぐらいのめぐり合わせ、タイミング。



ふらのに戻って、最初、五郎はその日を生きていた。その日をなんとかしよう、の連続だった。

けど、最後、拾ってきた家 を建て始める時、もはやその道のプロ。

生き方や価値観が定まって、なんともいいようのない魅力があった。


今回ドラマのロケ地という気持ちもあったけれど、それ以上にやっぱり五郎の見方や考え方を想像したし、

倉本さんを想像した。

もう、現場はすごかった。すばらしかった。

その世界観たるや五郎は凄い!美術さん凄い!の連続。




誰かと比べるのはもーいいじゃないか。

違うからこそオモシロイじゃないか。



これは家宝です。

帽子にサインを頂けるなんて前代未聞らしいです。



五郎の帽子、五郎の土方ジャンパー、五郎の軍手は即買しました。

あえて、夏服はガマンしました(笑)


違う地だからこそ謙虚に感じ、学べることがある、

そんなふらのに、また行くために。。。



がっかり。。。くるみちゃん絶望かも。

2014年11月03日 | Weblog


昨日と一転。寒い。


溜まった疲れ以上に、くるみ豆畑で夕方絶望。





この数日で、ケモノが食い荒らした。

先日一部が病気かと調べてもらって来年はどうするか!と前向きだった気持ちも吹っ飛ぶほど、

張った電線は機能していたのに、、ほぼ全面、食い荒らされた。。。


昨年以上に取れないかもしれない。


こんなにがっかりはひさかたぶりだ・・。


2014 あ・ら・伊達な道の駅出荷組合主催・大感謝祭終了!

2014年11月02日 | Weblog













地元の新米!はっと汁! 合わせて2000食!

年に一度の感謝祭、大盛況で終了しました。

今日も朝8時から生産者のみんなで準備。

雨の予報をくつがえしイベント中は見事に晴れました!

お振る舞い、とはいえなー、、、と、震災募金箱も置いたのですがホントに沢山の方に募金もいただき、

「うまかったよ」とわざわざ声を掛けてくれる方も沢山いらっしゃったので大成功でしょう。



今回は、訪れてくれるお客様への感謝、

そして、

新たにもっと「地元を発信」するべく、そんな意味でも唯一無二の直売所周辺へ、

お客様に興味を持ってもらい滞在して頂けるようにと考えられた「おまつり広場」の落成も兼ねていました。


こちらも大盛況で、地元の方を中心に我々と同じくらいの時間から場所取りに励むおばあちゃんたちも居たりと

一日楽しんで帰られたようです。






とはいえやっぱりスタッフ側は大仕事。

今回は岩出山5地域のウチで私の上野目地区がメイン担当ということもあり二日間フル参戦。

話し合い段階から大勢の仲間のお母ちゃんたちが集まってくれたので、むりやり時間を作りました。


みんな空き時間を作って入れ替わりお手伝い頂きましたがそれでも最後はほぼ役員のみでフル回転で片付け。。。

これはきっつかった。

どうにか、うまいやり方はないもんかな、とやっぱり課題も残った大祭りでした。

まだまだこっからだ。やっぱり。


ご来場頂いたお客様、ありがとうございました!

また来年!

イトーチェーン納品開始。小屋建て一区切り。明日は道の駅にGO!

2014年11月01日 | Weblog


このところずっとアタマもカラダも忙しくって時間がありません。





風天中山くんから縁を頂き出会ったSさんの繋がりで、

泉のイトーチェーンへ納品ハジマリました。

また一つ地元での発信が増えたのもうれしいですが、Sさんとは何かやれそうで楽しみです。

最近、県内で「いろんなところによっちゃんあるね」と言われます。震災以降、ホントに地元が増えました。

素直にうれしくありがたい。

商品的にバンバン売れるというものではないですが、着実であってほしいです。

大分減らした催事販売とはまた違った発信を考えたいと思います。

年内か年明けてかわかりませんがHPもよ~~~やく作るつもりです。






最近は時間が空けば小屋を作ってました。薪小屋。まだ半分。

大工さん他けっこう材料頂いたのですが、置く場所がなくって必要に迫られ、

そんなところに北の国からを見始めたもんで、黒板五郎に触発されました。

久しぶりにちゃんとやったんですがとっても楽しい。没頭できる一番好きな時間ですやはり。



いいこともわることも、最後は現場の風景、表情が全て。

それは後回しになっちゃって、余計なところで不幸せが多い今の世の中は、そういう意味で悲しいですね。

こういうのを体験できる、っていうのを七夕村以来、やっぱりやりたいなと思います。




そして明日は道の駅にぜひお越しください! 年に一度の感謝祭です!

出荷組合で日頃の感謝を込めて特製汁のお振る舞い!

道の駅運営会社の新米まつり企画と合同!

岩出山の新米も! 振る舞い特製はっと汁も! なんと! 1000食お振る舞い!


前日準備で今日はお母ちゃん達20人と野菜切りとはっとの仕込み。三時間!

ハイパーでした!

男手はオラ一人、、、ごぼう総数60本の洗いとささがき担当しました!

いやいや、、、もうごぼうは任して!というくらいやりました!


はっとの仕込みも大変!もちろん数が多いのはあるでしょうが、やってみないとわからんですね。

これから感謝して食べようと思います。


待ってます!雨だけど!熱気ムンムンで待ってます!