北海道の心地よい疲労を取る間もなく、新聞ばっぐワークショップ!!
もう1チーム、代表曽木さん、黒田さん達も古川でやったので二箇所同時開催!
我々のチーム、私&カミさん&南三陸畠山けい子さん&娘のさおりちゃんは陸前高田。
早朝6時半にねっぱって離れない布団を剥ぎ取り出発。
陸前高田とのご縁はチーム四万十との合同「とうほく新聞ばっぐプロジェクト」
震災を機に仕事、という部分で東北に一つでも芽を増やすためのもので、
陸前高田で支援奮闘する服部さんから
「まだまだ落ち着かない状況下、仕事でがんばりたい方もいる」
ということで行ってきました。
会場は
気仙大工左官伝承館というところで、
気仙大工の技術の粋を遺す日本家屋。
ロケーションも建物もすばらしかったです。
我が家も改築するとこうなるのか、、、、、、と妄想でふくらみました。
本来であればインストラクター養成講座、ということだったのですが、
何しろ往復の時間もかなりのもので、講座の所要時間を考えるととっても無理。
ということで今日は「折手さん候補養成体験講座」という塩梅。
まずはしっかりとポイントを絞って2種類のばっぐを折って頂いて、
また、現実に仕事としてというところの要点も話しさせてもらいました。
みなさん真剣で、ゆっくり冗談を交えながらの時間でしたが、
後半の自己復習時間は、黙々と集中して会場が静かになるほど。
できも初回とは思えないほどでした。
アンケートでも好評を頂いたようで良かったです。
あとはじっくりと復習して頂いて、です。
冒頭でも少しお時間を頂いて、海山ネットの成り立ちや経緯もお話させて頂きましたが、
私達山の手メンバーはもちろん、今日行ってくれた海の手インストラクターの畠山さんも
しっかりと自分の中心に海の仕事・生業があり、その余白の中で活動に関わりの時間をもっています。
今流なら、別組織だてにし、単体で動けるカタチは一見スマートだし見栄えもする。
あえてそうはしていません。そこに意味があると思っているからです。
私に関して言えば、自分の生業・よっちゃん農場がこれまでもこれからも一番の大黒柱の活動です。
それで、震災を乗り越えた「とうほく」を表現したいと思っているからです。
だから、そこから、自分から少し離した新聞ばっぐ、それを共有できうる本気の繋がりが、
それぞれのこれからを作るものだと信じています。
今日も「仕事」という表現をしましたが、結果的にどれだけ新聞ばっぐを上手にキレイに作っても、
仕事になるかならないかは折る当事者の意識が全てだと思っています。
そこにわれわれも本業以外の時間を割いて、本気になるから、まずは本気で感じて欲しい。
だからあえて「仕事」という話し方をしました。
むずかしい言い方だとは思いますが、それが結果として趣味やたのしみとして「じぶんの新聞ばっぐ」が
続いてくれたらそれも成果。
ようするに、じぶんのばっぐを見つけて欲しいな、と思ってるんです。
縁があって先日も北海道にいき、今日は陸前高田。
それぞれ地域でまた違った、それぞれの人の、それぞれの地域の新聞ばっぐが出来たらオモシロイ、と思うんですよ。
今日のラストは出来たばかりの
箱根山テラスにてコーヒータイムの後、記念に一枚。
行ってよかったです。
みなさまありがとうございました。
あしたは休むどー!