呉服屋の一分

おはよ。

映画｢武士の一分」のタイトルを真似てみました。

が、映画は見ておりません・・・あしからず。


昨日も、たくさんのお客様にお越しを頂き、振袖のお見立てをさせていただいております。

お母様とお嬢様という組み合わせのお客様が大半で、それぞれの親子さんの会話を聞きながら、親子関係の機微のようなものを感じることが出来るのですね。

呉服屋で着物を選んでいただく方のほとんどは、ありがたいことに、大変仲良しの親子さんなのですよ。

そして、親御さんの思いとか、お嬢さんの希望と遠慮とか、なんとも言葉で言い表せないところのやり取りの空気を、呉服屋は察知して、どちらにも「ああよかった」と言っていただけることのお手伝いをさせていただくことが、最大の一分なのでありました。


来年の成人式には、今年同様、みなさんの「ありがとう」が聞けるように、今日もお仕事、頑張りま～っす。