ウルトラマン

おはよ。

良いね、大変良いね。

この頃の陽気は、普段ハダシのあたしには、とても良いです。

昨日も営業中は、作務衣のズボンと、シャツ一枚（それも下着の白いヤツ）でウロウロしておりました。

日本の正しいお父さんという感じだなと、訳もなく思っておりました。
（ただし、日本の正しい営業中の呉服屋さんではなかったような気がします)


さて、好きなブログに、茂木健一郎さんの｢クオリア日記」というのがあります。

http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/

昨日はこれを読んで、なぜか昔のことを思い出した。


高校時代。

社会の授業で、先生が、

「（ボクは、ウルトラマンになる）・・・これは、正しいか？」

という質問をしました。

哲学のさわりを話してくれたような気もしますが、その辺りは覚えておらず、この質問だけが頭に残っています。

その時、なんと答えたかも覚えていませんが、何を考えたか？はなぜか覚えているのでした。

そんな頃から、哲学っておもしろそうだと思いましたが、ニーチェの文庫本をいきなり手に入れてさて読んだ所、まったくのチンプンカンプン。

それでも、その後も折りあるごとに、「哲学」という名前を見ると、何かしら興味を覚えたのです。

恩師から、「西田幾多郎が良い」と言われて読んだのも、この頃でした。

でも、結局、わからんままでしたねぇ。

それから時は経ち、何年か前に「ソフィーの世界｣という本が出ました。

ゴールドなんとかさんという人が書いた、哲学っぽい本でした。

これは、とてもおもしろかった。

で、その時思ったのよ。

あたしが学生の時に、こんな本があったらよかったなぁって。


茂木さんが、過去を回想しているブログを読んで、なぜか、

「ボクはウルトラマンになる」

という言葉を思い出したという、今日のお話でした。