旅をする木

おはよ。

今日は臨海公園へお出かけしました。

この頃の時期は、それはそれは草木の成長が早いようで、ついこの間まできれいに手入れされたサツキが咲き誇っていたのですが、あっという間に花は落ち、サツキの木を覆うほどに雑草が伸びてきます。

今朝は曇天のため湿り気が低くあるようで、青臭い草いきれをなにやら懐かしい感じで楽しんできました。


さて、昨日は格別に連絡をしていたわけではありませんでしたが、気になる田んぼへ出かけてみますと・・・



さすが田んぼ同好会。(左　市野さん　右　きみ君）

草取りに精を出しておりました。

しばらく草をとりまして、一足お先にあたしは帰宅。


ありがたく商いもさせて頂きながら、合間を縫って、この頃は読書三昧です。

先日もF大先生から「たまには、こんな本も良かろう」と勧めていただいたのが、

「旅をする木」　（星野道夫　著）

コレを読みました。


実は、星野さんのご本を読むのは、初めてのあたしでした。

（星野さんのガイアも、見ておりませんのよ）

だから、新鮮な気持ちで読みました。


お人柄と感性がそのまま言葉になっている、素敵なご本でしたよ。

こういう人のそばにいると、きっと人はやさしくなれるのだろうなぁと思いました。

そして、そんな彼が心から愛したアラスカは、穏やかなコロンに包まれた場所なのだろうなぁと想像しておりました。


今朝の青臭い大気の中に、遠くアラスカから届いている小さな粒子がひそんでいるかもしれないと、少しロマンチックに、そして少し優しくなっていたPでした。