お世辞でも嬉しいのよ

おはよ。

怒涛の定休日は、お仕事で名古屋におりましたらしっかり呼び出しを食らいまして、結局、お仕事途中でダッシュで帰りました。

それでもなんとかやっていける豊坂屋です・・・ありがたいなぁ。


そういえば・・・

先日のお話。


先週末は、お客様のご来店が何組かありまして、その中のおひと組は再来年にご成人を迎えられるお方でした。

「振袖を見せてください」と入ってこられまして、いつもながらに精一杯のお相手をいたしておりました。

いろいろとお話をさせていただいておりますうちに、その方のご事情を察することが出来るのですね。

どうやら、お父様の赴任先は遠く、お母様はそちらにおいでのようでした。
が、お嬢様はこちらにお住まいで、たまたまお母様がこちらにこられた時に、着物を見に行こうということになったそうです。
再びご主人の元へ行かれるという日を明日に控え、お嬢様とお母様はフラリとお立ち寄りくださったようでした。

「こういうのが良かったのですよ」と言っていただける振袖にもご縁がありまして、ありがたく商いをさせて頂きました。


翌日には又お父様の赴任先に向かわれます前に、ご入金をいただけるということで、翌日再度お母様にはお越しを頂きました。

「アレから娘が、（あんな気持ちのいい呉服屋さんは、初めてだったね）と言っていました」と聞かせて頂きまして、あたしは大層嬉しかったのでした。

この一言で、あたしはあらためて「やっぱり呉服屋が好き」と思ったのでした。

・・・ちょっと自慢が入っています。