林住期

おはよ。

キムタクです・・・野球選手の。


先日エバさんと飲んでいた時に、突然聞いてみた。

「エバさん、林住期ってなんですか？」

エバさんは、すかさず、

「人生には、ホップ、ステップ、ジャンプがあって、そのジャンプの時なのだよ。
つまり、自分のやりたいことを思いっきりやる時期なのだよ」

と、例のよく通る声で教えてくれました。

６０を超えられて、ますます元気なエバさんには、とてもふさわしい言葉であるなぁと、その時のあたしは素直に思いました。


林住期とは、もともとインドかどこかからやってきた言葉らしく、かの地の男たちは、生活第一の時期を過ぎると、家族を置いて一人フラリと旅に出るのだそうですよ。

そうして、数年家を空けて、またフラリと帰ってくるのだそうです。

そのフラリとした先は、その人が長年したかったことをやってのけるための旅だったりするわけですね。


エバさんは、「今、１０個くらいやりたいことがあるのだよ」と言いました。

それを聞いたあたしは、「こうしてはおられん」と、なぜか焦ったのでした。