おはよ。
高血圧のPです。
今度、血圧に効くツボに、Fの高麗手指鍼を打ってもらおうかと思っています。
間違えて、これ以上上げないでね。
さて、一日置いて先のオバマさんの大統領就任演説の話。
およそ30年前、アメリカのアリゾナ(ド田舎)というところに住んでいたあたくしにとって、そばで見かけるアメリカ人は、個人の自由を謳歌する人種でありました。
映画館でホラー映画を観ていると、主人公が不意に襲われそうになったりする場面で、会場から「FAKE!(だまされるぞ!)」と大声で叫ぶ観客。
ホームパーティーで散々飲み食いした挙句、散らかったゴミを、アパートの2階から庭にテーブルごとドーーーンと放り投げるブルックリン出身のヤンチャ大学生。
なにかの訪問販売に部屋へ来て、差し出したジュースを飲んでお話したものの、あたしにお金がないことがわかり、部屋を出て行く際、あからさまに「Shit!(この、うんこ!)」と平然と言って帰っていった若いセールスマン。
(当時あたしは確かにお金がなくて、汚いTシャツに、頭もヒゲも伸ばし放題のボサボサでありましたから、そんな所にきたコイツが間違いだと思っています。もしくは、実際ウンコ臭かったかも?)
アパートを一緒に歩いている時に、メキシコ人の部屋にメキシコ国旗がバーンと飾ってあるのを見て、「アレは良くないね。」というので、「なんで?」と聞いたら、「友人の部屋にKKKの旗が飾ってあったら、嫌だろう?」と言ったアメリカ人学生。
これがアメリカ人という人たちなのでつね・・・と、若いあたしは思ったのでありました。(ここに書いたのは、かなり程度の悪いアメリカ人でありましたが・・・)
この時の体験がありましたので、帰国後、いろいろとアメリカのことを目にする機会に、彼らの行動様式がおよそ日本人と違うということを認識するようになったのであります。
一部しか見ていないあたしながら、アメリカ人は「強いアメリカ、正しいアメリカ」が大好きなのであります。
そんな彼らが200万人も集まって、初の黒人大統領のオバマさんに、なぜにそれほど狂喜するのか?は、強いアメリカを標榜したブッシュさんと代わって、今度は、この若き黒人に、忘れていた「正しいアメリカ」の希望を見たのであろうとあたしは想像していました。
そして、長い間彼らの底流となっている「黒人差別」の意識が、白人からも「正しくないアメリカの姿」として自問させたのではないかと感じたのでありました。
素晴らしいスピーチに加え、牧師さんのお話が始まると、テレビに映る人たちは、みな頭をたれ、その口元に「アーメン」の祈りの言葉をつぶやく姿を見るにつけても、神様の名の下にも、この人たちは絆を結び合うことができるだなと、あたしたち日本人との違いを見せつけられた気がしました。
その後・・・パレードの映像は、またの機会に録画で見ようと一旦テレビを消して、床で横になりながら今の印象を回顧しておりましたら、「アメリカは、やっぱりスゴイ」となぜかアメリカの底力を感じたあたしでありました。
高血圧のPです。
今度、血圧に効くツボに、Fの高麗手指鍼を打ってもらおうかと思っています。
間違えて、これ以上上げないでね。
さて、一日置いて先のオバマさんの大統領就任演説の話。
およそ30年前、アメリカのアリゾナ(ド田舎)というところに住んでいたあたくしにとって、そばで見かけるアメリカ人は、個人の自由を謳歌する人種でありました。
映画館でホラー映画を観ていると、主人公が不意に襲われそうになったりする場面で、会場から「FAKE!(だまされるぞ!)」と大声で叫ぶ観客。
ホームパーティーで散々飲み食いした挙句、散らかったゴミを、アパートの2階から庭にテーブルごとドーーーンと放り投げるブルックリン出身のヤンチャ大学生。
なにかの訪問販売に部屋へ来て、差し出したジュースを飲んでお話したものの、あたしにお金がないことがわかり、部屋を出て行く際、あからさまに「Shit!(この、うんこ!)」と平然と言って帰っていった若いセールスマン。
(当時あたしは確かにお金がなくて、汚いTシャツに、頭もヒゲも伸ばし放題のボサボサでありましたから、そんな所にきたコイツが間違いだと思っています。もしくは、実際ウンコ臭かったかも?)
アパートを一緒に歩いている時に、メキシコ人の部屋にメキシコ国旗がバーンと飾ってあるのを見て、「アレは良くないね。」というので、「なんで?」と聞いたら、「友人の部屋にKKKの旗が飾ってあったら、嫌だろう?」と言ったアメリカ人学生。
これがアメリカ人という人たちなのでつね・・・と、若いあたしは思ったのでありました。(ここに書いたのは、かなり程度の悪いアメリカ人でありましたが・・・)
この時の体験がありましたので、帰国後、いろいろとアメリカのことを目にする機会に、彼らの行動様式がおよそ日本人と違うということを認識するようになったのであります。
一部しか見ていないあたしながら、アメリカ人は「強いアメリカ、正しいアメリカ」が大好きなのであります。
そんな彼らが200万人も集まって、初の黒人大統領のオバマさんに、なぜにそれほど狂喜するのか?は、強いアメリカを標榜したブッシュさんと代わって、今度は、この若き黒人に、忘れていた「正しいアメリカ」の希望を見たのであろうとあたしは想像していました。
そして、長い間彼らの底流となっている「黒人差別」の意識が、白人からも「正しくないアメリカの姿」として自問させたのではないかと感じたのでありました。
素晴らしいスピーチに加え、牧師さんのお話が始まると、テレビに映る人たちは、みな頭をたれ、その口元に「アーメン」の祈りの言葉をつぶやく姿を見るにつけても、神様の名の下にも、この人たちは絆を結び合うことができるだなと、あたしたち日本人との違いを見せつけられた気がしました。
その後・・・パレードの映像は、またの機会に録画で見ようと一旦テレビを消して、床で横になりながら今の印象を回顧しておりましたら、「アメリカは、やっぱりスゴイ」となぜかアメリカの底力を感じたあたしでありました。