ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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じいちゃん、再び復活!

2011-09-01 11:44:00 | ノンジャンル
おはよ。

台風が近いようです。

この頃、NHKの朝の連続ドラマ「おひさま」を見ています。

あたしが物心ついた時、それは戦後20年という頃でしょうか?

主人公とは年代が少し違いますが、昭和33年早生まれのあたしは、ドラマで描かれています雨漏りも停電も、当たり前のように経験しました。
(ひとつ上の豊田のS宗さんと違って、家が安普請だったせいかもしれません)

当時、台風が来ると聞けば、雨戸は風で飛ばされぬように釘で打ちつけ、水が入るからと店の商品は高いところに移動するのを手伝った記憶がある。
(水は何度も入りました。濡れた畳を乾かした記憶もありますよ)

あれから随分と経ち、生活の環境は随分と変わりましたが、あたしはあの頃を貧しかった、辛かったと感じることはない。
(お父さん、お母さん、ありがとふ)

やがて近づく台風が、轟々と音を響かせて通過していく間、雨が漏るところにはタオルを入れた洗面器を置いて、停電した家の中では、ろうそくの明かりの周りで、なんだか大人は必死なんだけれど、二人の姉とともにあたしは異次元へ遠足にでも行っている様な気分で面白がっていたような記憶があります。(当時から不謹慎なP)

そして、思うんだ・・・

それがなくなったこの頃は、確かにありがたい。

ただ、先日の震災ではないけれど、いざという時に役に立つのは、こういったことを通過した人間の地力ではないかと思ったりもいたしております。

そんな本日、たまたまこちらを拝見。

http://www.1101.com/ganji_san/archive01.html

「絶望の反対は、希望ではなくて、ユーモアです」

誰が言ったか忘れましたが、人間のクソ力、バカ力には、ユーモアは必要である・・・とあたしは思ったの。



ここ3日間、食欲がないというでした。

「危ないかなぁ・・・」と不謹慎ながら思っておりましたが、今朝はばあちゃんと二人並んで食卓につき、

「昨晩天ぷら、美味しくいただきました」

と復活したじいちゃんです。

・・・

病や老い(そして死)というのは、あちらさまの独壇場かと思っておりましたが、案外人間のバカ力、クソ力が使えるかもしれないと、今朝のじいちゃんを見て思った次第です。

じいちゃん、120まで生きてください。

あたしもそれまでは、生きられそうな気がします。
(子が親より先に死ぬのが、一番の親不孝だとあたしは思っておりますから・・・ただ、そうだとすると、あたしはその時79歳。P、ウンコ力でがんばりまっす!)