ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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田んぼで遊ぶはずだったんだが・・・

2012-05-24 09:43:00 | ノンジャンル
おはよ。

良い天気で、ええ気持ち。

昨日は定休日で、まずは久しぶりに亀太郎にまたがって、名古屋でお仕事。

この時期の亀太郎とのランデブーは最高でありんした。

どこまでも行けそうに気がしましたね・・・と言いながら、お昼には帰宅。

前日来の懸案でありました、田んぼでのお遊びに向かいました。

アゼの上に立ち、とりあえず眺めてみる。

水の漏れは少々です・・・これくらいは、まぁ許せる範囲だ。

次に、前回隊長がクワを入れたアゼを見る。

随分とアゼが細くなったところを、土を盛ってみたいと思っていたのです・・・が・・・どうもスコップで土を持ち上げるのは腰によくない!とあたしの第6感が囁いたのだ。(マジで)

この頃よく腰を痛めておりましたので、危ない!とどこからか信号があったのです。

素直にその意識に従いまして、アゼの修理は中止。

もうちょっと腰が元気になったら、頑張ってみよう。

午後は田んぼで遊ぶつもりでしたが、予定を繰り上げて、買い物をして年寄り宅へ。

丁度下の姉が来てくれておりました。

いつもながら、あたし一人では心もとない年寄りの面倒を見に、わざわざ車で駆けつけてきてくれます。

ばあちゃんの世話を、いろいろとしてくれておりました。

本当に、ありがたいのです、ありがとう。

世間話もしながら、やがて彼女は帰宅。

そして残ったあたしは、じいちゃんとばあちゃんの、この頃作った俳句の話で、しばらくお話し相手となっておりました。

ばあちゃんが手慰みで作った高野山の時の俳句を、じいちゃんがすでに添削しておりました。

ばあちゃんはあたしと同じで、俳句を勉強したことがない。

だから、およそ我流の五七五になるんだな。
(それでもあたしよりよほど立派な句ですが)

元々のばあちゃんの俳句(30程も作ってありました)と、じいちゃんに手直しをされた俳句を見比べて、あたしは思わず言ったのよ。

「これはすっかり、じいちゃんの俳句だね」

それを聞いてばあちゃんは、エヘヘ・・・と笑っておりました。

するとじいちゃん、

「五七五では言い切れぬ想いはあるのです。それは込めなくてはいけない。そのために言葉を学ぶのです」

・・・

じいちゃんが50代の頃(なんと40年前!)、中国西安に行った時の句があります。

西安の清影 今日の別れかな
(せいあんのせいえい きょうのわかれかな)

清影という言葉自体はあるのだそうですが、よほど故事古典を知っていなければ出てこない言葉でしょう。

じいちゃんは、それを言うのでした・・・


じいちゃんの俳句がうまいかどうかはあたしは知らない。

ただ、20代の頃、俳句を極めたい!と覚悟を決めて、爾来94才の今日まで、それを続けているじいちゃんはすごいと思う。

じいちゃん、尊敬するぜっ!



(そんなあなたに、なんでこんな息子ができたのでせう?)