おはよ。
今日はつべたい。
風邪引かんようにしましょう。
さて、昨日の続き。
そんなふうにお世話になりましたオジサンとオバサンですが、10年ほど前にオジサン他界。
実はオバサン、オジサンより7歳年上で、現在98歳。
そのオバサンが、突然長姉に電話をかけてきたというわけだ。
オジサン没後、あたしも姉たちもずっとご無沙汰でしたが、もしかしたら亡くなっているのではないかとさえ思っていた。
およそ10年ぶりにかかってきた電話で、「テルトは元気か?」と尋ねてくれたらしい。
そして、皆で一度来い と姉に言ったらしい。
生きていることに驚いたですが、98歳のオバサンは、電話の先でかくしゃくと話をしたと言う。
これは行かねばなるまい・・・
姉たちと早速に相談しまして、4日の1時集合で、あたしだけが知っているオバサンの自宅へと向かったのだ。
車で15分ほどのところ・・・近くて遠いオバサンのうちがあります。
いくら電話で元気そうだからといって、ほとんどヘルパーさんに助けられての様子だと全員が思っていた。
開いている玄関を開けて、大声で呼んでみた。
「オバサ~ン、来たよ~」
が・・・返事がない。
しばらく呼んでも反応がない・・・死んでいるんぢゃないか?
で、勝手に上がってやった。
すると・・・彼女はいた。
耳が遠くて、聴こえなかったらしい。
とりあえず安心して、久しぶりの挨拶を交わした。
行くと伝えてあったから、オバサンは昔のアルバムなんぞをたくさん用意して、首を長くして待っていたようだ。
それらを見せながら、60年前からの思い出話を、それはそれはいとおしそうに楽しそうに話してくれた。
その話は、あたしたち姉弟の大切な思い出でもありました。
今の暮らしぶりを尋ねてみると、体こそ弱ったものの、料理、洗濯は自分ですると言う。
聞けば、半年前に腸の手術もしたと言う。
何人もの医者に、歳もあるからと断られたと言っていたが、それでも彼女は生きる覚悟を決めていたから、やると言う医者を見つけ出したらしい。
言葉の端々に、「一人で生きる」と何度も言った。
そして、「一人で生まれて、一人で死ぬんだよ」とも言った。
この人、生きることをまったくあきらめていない。
生きられるだけ生きることに、信念を持っていた。
オバサン・・・スゲェわ!
姉たちともに、感激しまくりの邂逅でした。
1時間強の滞在で、そろそろおいとましますというところで、オバサンはひょこっとピアノの前に座り、「校歌を覚えているか?」と言って、小学校の校歌を演奏しだしたんだ。
あたしは大声で歌ってやりましたよ。
オバサンへのエールのつもりでした。
帰り間際、洗濯物がベランダに干してあったから、「これ、入れるかい?」と言えば、「やってくれると助かるわぁ」と喜んでいた。
そして、「また手伝いに来てね」と言った。
また来なくてはならなくなった、あたしたちでした。
98歳の小さな体のオバサンは、一人で見事に生きておりました。
いやぁ・・・久しぶりに感動したわ。
あなたの生き様、見届けたいと思いました。
そんなお話でした。
今日はつべたい。
風邪引かんようにしましょう。
さて、昨日の続き。
そんなふうにお世話になりましたオジサンとオバサンですが、10年ほど前にオジサン他界。
実はオバサン、オジサンより7歳年上で、現在98歳。
そのオバサンが、突然長姉に電話をかけてきたというわけだ。
オジサン没後、あたしも姉たちもずっとご無沙汰でしたが、もしかしたら亡くなっているのではないかとさえ思っていた。
およそ10年ぶりにかかってきた電話で、「テルトは元気か?」と尋ねてくれたらしい。
そして、皆で一度来い と姉に言ったらしい。
生きていることに驚いたですが、98歳のオバサンは、電話の先でかくしゃくと話をしたと言う。
これは行かねばなるまい・・・
姉たちと早速に相談しまして、4日の1時集合で、あたしだけが知っているオバサンの自宅へと向かったのだ。
車で15分ほどのところ・・・近くて遠いオバサンのうちがあります。
いくら電話で元気そうだからといって、ほとんどヘルパーさんに助けられての様子だと全員が思っていた。
開いている玄関を開けて、大声で呼んでみた。
「オバサ~ン、来たよ~」
が・・・返事がない。
しばらく呼んでも反応がない・・・死んでいるんぢゃないか?
で、勝手に上がってやった。
すると・・・彼女はいた。
耳が遠くて、聴こえなかったらしい。
とりあえず安心して、久しぶりの挨拶を交わした。
行くと伝えてあったから、オバサンは昔のアルバムなんぞをたくさん用意して、首を長くして待っていたようだ。
それらを見せながら、60年前からの思い出話を、それはそれはいとおしそうに楽しそうに話してくれた。
その話は、あたしたち姉弟の大切な思い出でもありました。
今の暮らしぶりを尋ねてみると、体こそ弱ったものの、料理、洗濯は自分ですると言う。
聞けば、半年前に腸の手術もしたと言う。
何人もの医者に、歳もあるからと断られたと言っていたが、それでも彼女は生きる覚悟を決めていたから、やると言う医者を見つけ出したらしい。
言葉の端々に、「一人で生きる」と何度も言った。
そして、「一人で生まれて、一人で死ぬんだよ」とも言った。
この人、生きることをまったくあきらめていない。
生きられるだけ生きることに、信念を持っていた。
オバサン・・・スゲェわ!
姉たちともに、感激しまくりの邂逅でした。
1時間強の滞在で、そろそろおいとましますというところで、オバサンはひょこっとピアノの前に座り、「校歌を覚えているか?」と言って、小学校の校歌を演奏しだしたんだ。
あたしは大声で歌ってやりましたよ。
オバサンへのエールのつもりでした。
帰り間際、洗濯物がベランダに干してあったから、「これ、入れるかい?」と言えば、「やってくれると助かるわぁ」と喜んでいた。
そして、「また手伝いに来てね」と言った。
また来なくてはならなくなった、あたしたちでした。
98歳の小さな体のオバサンは、一人で見事に生きておりました。
いやぁ・・・久しぶりに感動したわ。
あなたの生き様、見届けたいと思いました。
そんなお話でした。
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