おはよ。
退院4日目となりますが、おかげ様で体調もよろしい。
ありがとうございます。
そして今朝は、いつも通り6時起床で、次男に久しぶりにお弁当作ったりました。
2か月ぶりのお父さんのお弁当は、2か月前とさして変わらぬものですが、次男がありがとうと言って持って行ってくれるのはとても嬉しい。
こちらこそ、ありがとう。
さて、昨日の続き。
11月2日、10時過ぎに姉の迎えで、ひと月ぶりの一時退院となった。
なぜか?髭剃りは持ち込み禁止であるとのことで(多分、これも肌を切ったりして感染するのを予防するためだと思われる)、まぁ気分的には長期のキャンプみたいなものだと思っていましたので、髭は伸ばし放題にしていました。
およそ3週間で、こんな。
汚いジジィがますます汚くなっていますが、本人は気にしていない。
さて、一時とはいえ、それは待ちに待った感がありまして、退院に際して、帰ったらあれもしよう、これもしようと少し意気込んでおりました。
やがて、無事帰宅。
いの一番で、こちらにご挨拶。
次男がそれながらにお守りをしてくれておりました。
コウヤ君、ありがとう。
次男は仕事で留守なので、さて、荷解きをして、持ち帰った下着の洗濯やらを開始。
(院内には、コインランドリーもあって、あたしも使いました)
そして、とりあえず、やりたいことの一つ「湯船につかる」を実践。
個室にありますのはユニットバスのシャワーのみで、いつでも使えるのですが、腕に針を刺しているから気が乗らないと使う気にならない。
動いていないから、汗をかくわけでもなくて、一日二日シャワーを浴びなくても、それもあまり気にならない。
ただ、お医者からは、清潔にするために極力体をきれいに保ちなさい(これも感染予防のため)と言われていたので、二日に一度程度はシャワーを浴びるようにしていましたよ。
ただ、それでもいいのだが、やはりお風呂に入るという感覚はないので、入院当初より、湯船につかりたいという希望はあった。
そして、今回それをかなえるのだ。
入浴剤の入った湯船に、ドッポーンとつかる・・・あぁ、気持ちエエ。
風呂はこうでなくてはいけない。
そして、久しぶりに針のない腕を使って、体をごしごしときれいにするのでした。
髭も落として、きれいなおじいちゃん、復活です!
さて、次。
昼に何か残り物でも食べたのだと思いますが、その後、これまた久しぶりに田んぼを見に行った。
これも、念願の一つ。
入院前と、さほどに何も変わっておらぬ・・・当たり前。
で、動けるものなら、野焼きもしてやろうと思っていましたが、そこはさすがに体がもたないのがわかりまして断念。
ただ、ボーっと田んぼを見ているだけで、あたしは精気がみなぎってくるのです。
なんやろね、これ?
その後、冷蔵庫に何もないのを確認して、買い物。
そして、夕飯の準備にとりかかる。
と、夕方にご来客。
そこにいたのが、琴美ちゃんと息子のミキ。
あたしが退院したのを知って、ちょうどどちら様からかいただいた生シラスを分けて持ってきてくれた。
あたしの顔を見て、琴美ちゃんが言った。
「ぴかさん・・・あたしもアキラも、ぴかさんなら骨髄移植に協力しますからね。」
だって。
大変ありがたいお言葉をいただいたのでありました。
生シラスと同じくらい、嬉しかったです。(うそ、もっと嬉しかったです。)
琴美ちゃん、ありがとうございます!
アキラさんにも、どうぞよろしくお伝えくださいませ。
そんなして、やがて次男も帰宅で、久しぶりにビールで乾杯をして、その夜は過ぎた。
(飲めるかと思いましたが、やはりというのか、缶ビール一本が飲めませんでしたね。酔いもありますが、体が受け付けない感じ。
今でもそうですが、胃も小さくなっているようで、食えない。)
それでも、風呂に続いて、「酒を飲む」と「タバコを吸う」も達成。(望みが低級)
これはあまり感慨はなかった。
次男との乾杯は嬉しかったです。
その後8時くらいかな?
することもないので、床につく。
しばらくすると、なんか嫌な予感・・・発熱だ。
そして、体温を計ってみると、38℃。
とりあえず、お医者には「熱が出やすいので、出たら解熱剤を使ってください」と言われていたので、それを服用。
いったん下がるが、丑三つ時になって再び熱が上がるのがわかる。
今度は、39℃。
8時間置かないと次の薬は飲めないので、何とか体を冷やして対応。
そして明け方に再度お薬で一時的に下げる。
が、下がっても37℃後半をキープ。
やがて朝となり、次男は出勤。
お父さん、対応できず、布団の中から「いってらっしゃ~い」。
何とか起き上がれるが、退院後一日目でこの状態はどうなのであろうか?と思いつつ、それでも歯を磨いたり、何とか口にできるものを口にして、朝のお薬だけは飲んだ。
9時を過ぎたころかな?姉から電話。
その後どうだ?と心配をしての電話だった。
実はかくかくしかじか、と伝えると、それは病院へ知らせたほうが良いのではないか?と言われた。
そういえば、38℃超したら連絡するようにと言われていたのを思い出して、電話を入れてみた。
「担当医師の確認をします」というのを待って、言われたことが、
「泊りの準備をして、すぐ来なさい!」でちた。
(入院当初も言われていましたが、この病気は、感染などするとあっという間に悪化する場合もあって、例えばそれは急に肺炎になったりもするらしい。コロナで急に亡くなった話は、ここで、まんざらではないのだなと知りました)
それから、乾いた昨日の洗濯ものをまたぞろスーツケースに詰めて、初回の入院時同様に本も忘れず、今回は電気カミソリも入れて、再度病院へ。
この日は、たまたま次姉の旦那さんが、仕事も休みで運転をしてくれるというので、それに甘えて送ってもらった。
昨日退院で、今日再入院・・・なんやねん、この体!!!
ぼやいても仕方がないので、姉夫婦には礼を言って、あたしは仮出所翌日にして再び入所と相成ったのでございました。
チャンチャン!
さて、熱はというと、お医者の言葉通り、抵抗力がない体なので、回復までに大変時間がかかりましたね。
つまり、細菌と戦うにしても、防御する戦力が不足しているので、なかなかやっつけられなくて、お薬を使うものの時間勝負の様相です。
こうなった我が身を振り返って、体力が落ちただけで、いつもと変わらぬ・・・と思っていたのが大きな間違いでした。
あたしはまさしく、病人なのでありました。
7日間ほど熱は続き、それでも何とか回復したので、引き続いて第二クールに突入いたしました。
あぁ・・・あたしの仮出所一週間がこうしてパァ。
これは大変口惜しかったのでありました。
コウヤ君、もうちょっと世話したかったけど、ごめんね~。
ということで、第二2クール突入後は、またあとで。
今回も長文になりました。
で、まだ続く。
to be continued again.
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