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授業の基本スタイルは「教えて考えさせる授業」

2020年04月25日 | 授業づくり
 授業づくりの原則として心がけているのが、「教えて考えさせる授業」である。

 市川伸一氏の著書「『教えて考えさせる授業』を創る」を繰り返し読んで学んだ。
(名著です)

 簡単にまとめると、次のようになる。前掲著p.13

 「教科書を開けば出ているような基本事項は教師から共通に教え、子ども同士の相互説明や教え合い活動などを通じて理解の確認を計ります。」

(ここまでが教える段階、このあとが考えさせる段階)

 「その上で、さらに理解を深める課題によって問題解決や討論などを行い、授業の最後には、今日の授業で分かったこと、分からないことを自己評価として記述させる。」

 
 よって、授業づくりをする場合、次の点を考える。

○ 授業の前半で、何をどのように教えるか  

○ 授業の後半では、前半の学びを使って何をどのように考えさせるか

「教えること」と「考えさせること」を整理するだけでも、授業づくりはずっと分かりやすくなる。
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