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マスコミや厚生労働省は、正しい情報を流してほしい その2・・・コロナによる死亡者数は分からない

2021年02月18日 | 健康・病気
 昨日は、「陽性者は必ずしも感染者ではない」と書いたが、これ以外にも正しい情報を流してほしいと感じることがある。

 それは、「コロナによる死亡者数が分からない。」ということである。

 「コロナに感染した人が死亡」という報道はされるが、それが「コロナによる死亡」とは限らないのである。


 厚生労働省は、令和2年(2020年)6月18日付の通知「新型コロナウイルス感染症患者の急変及び死亡時の連絡について」で、患者が死亡した場合は、死因を問わず報告するよう伝えている。

 次の通り

 「新型コロナウイルス感染症患者が死亡したとき」については、厳密な死因を問いません。新型コロナウイルス感染症の陽性者であって、入院中や療養中に亡くなった方については、都道府県等において公表するとともに、厚生労働省への報告を行う


 次をクリックすれば厚生労働省の通知にジャンプします。

新型コロナウイルス感染症患者の急変及び死亡時の連絡について


 つまり、心筋梗塞、がん、肺炎、自殺などの他の死因で、亡くなったとしても、PCR検査で陽性だった人の場合は、すべて「死因はコロナ」として報告することになっている。

 2月17日の段階では、全国でこれまでに7222人の方がなくなっていると報道されている。

 しかし、この中には、コロナが死因ではない人もカウントされている。

 これでは、事実は見えてこない。

 コロナを正しく恐れることができなくなる。
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