Running On Empty

Pretenderの備忘録

ウインズロウ・ボーイ

2015-04-09 23:36:53 | 芝居・ミュージカル・バレエ
新国立劇場 小劇場 C2列6番

作 テレンス・ラティガン
訳 小川絵梨子
演出 鈴木裕美

出演 小林隆 中村まこと 竹下景子


初日。長い、休憩15分を挟んで3時間15分。

英国の政治や正義とは何か、権利、手続き等々、これは背景がないと日本では難しいのではないかと思う。
正義のための闘争で、家族が疲れていくのは、伝わってくるが。
役者陣は健闘。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒蜥蜴

2015-04-09 23:28:19 | 芝居・ミュージカル・バレエ
新国立劇場 中劇場 1階12列53番

原作 江戸川乱歩
脚本 三島由紀夫
演出・美術衣裳・主演 美輪明宏
出演 美輪明宏 木村彰吾 中島歩 
/團遥香 白川和子 
/原金太郎 江上真悟  城月美穂 高森ゆり子 
小林香織 プリティ太田 赤星満/大野俊亮 
小林永幸 根間永勝 真京孝行 大曽根徹 
金井修 斉藤和彦 松之木天辺 小山晶士 
堀之内良太 由佐憲靖 奥田海星 迫田圭司 
安田明彦 小手伸也 小川信太郎 山田崇太郎 
岡山甫 越川栄策 ほか

長い。15分の休憩2回を挟んで、約4時間。
しかし、飽きない、面白い。
よくできている、練られた脚本はさすが三島。
もともとも面白いストーリーは乱歩。

正直、美輪も80で見ておいてよかったという感じ。
凄い体力だと思う。
衣装の早変わりもあるし。

三島の意向を体現していると信じてやっていると思う。
実際に三島と取り組んでもいるわけで。
美輪の美学がセットにちりばめられている。
ただ、三島は80になって美輪が演じるとは思わなかったろう。
だれが、次に演じるのか。この思想をもってというのはある。
新しい斬新なものが出てくる可能性もあるのだろう。

黒蜥蜴だけがきれいな衣装を着て、というのは笑える。
玉三郎の鏡花の世界に近いものもある。
三島が愛した美しさだろう。

美輪の体型や声が、保たれていたら、また違った黒蜥蜴だったんだろう。
花子とアンに出ていた男優が二人、主要な役柄というのは、なるほどね、という感じ。

面白かった。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする