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Pretenderの備忘録

そして父になる

2013-12-31 14:06:07 | 映画
ようやく観てきました 

抑えたトーンでつくらているいい映画だと思う。
是枝監督らしく、子役をうまく使っている。

役者も福山もそれなりにエリートの嫌らしさを出しているし(まだいい人だが。。。)、尾野、真木、フランキーもしっかり。
また、脇を固める樹木、國村、故夏八木、田中哲司、吉田羊、井浦新、風吹ジュンと、ちょっとしか出ない人たちもいい役者だ。

ただ、福山、尾野夫妻の生活はリアリティーがない。福山が父になる過程、きっかけ等の描き方をもう少し丁寧にしても良かった。
カットや年月を示す字幕の入れ方は、監督のスタイルなんだろうけど、あまり好きでない。尖った映画ではないので、違うやり方もあるだろうに。
福山はたぶん、早々に結婚するんじゃいかなあ。
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Viron 渋谷

2013-12-30 23:46:02 | グルメ
ランチ。
二皿のコースで、ニースサラダと、デザートを。
デザートはタルトタタン。ダブルエスプレッソ。
最初にギネスで乾杯。

4000円。安くないけど、美味しいパンがついて、好きな店です。
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渇いた太陽

2013-12-28 21:39:57 | 芝居・ミュージカル・バレエ
シアタークリエ 16列29番

【出演】
浅丘ルリ子 上川隆也
貴城けい 川久保拓司 内田亜希子 俊藤光利  井坂俊哉 渡辺 哲  ほか
【作】テネシー・ウィリアムズ 【演出】深作健太
 
故あって、この劇場には数年間来ていなかった。しかし、満を持してきた。これからは普通に来るだろう。準備は整った、これからのお楽しみだ、とても楽しみだ。

いかにもテネシー・ウィリアムズらしい、南部の虚栄と退廃。酒、薬、精神病、等々のテーマが散りばめられている。
ルリ子は、桜の園の時以上に、圧倒的な存在感。声も出ているし、体も切れ良く動いている。73歳とは思えない。
上川も時代劇よりも、いいかも知れない。やりなれていない役ということで、かなり大仰にやってるのだろうが、それが不自然でなく、良い味を出している。新境地か。
脇もそれなり。
しかし、翻訳物は、日本で日本人が演じてもいま一つ。舞台の背景となる人種や宗教の問題がスルーされてしまうし。
ルリ子は、杉村春子や森光子みたいに、舞台に立ち続けるのだろうな。
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直人と倉持の会 Vol1 夜更かしの女たち

2013-12-27 22:38:35 | 芝居・ミュージカル・バレエ
本多劇場 H列6番

作・演出 倉持裕

竹中直人
中越典子
マイコ
馬渕英俚可
篠原ともえ
風吹ジュン

前半、後半をうまく利用。
線路を挟んでの両側をうまく利用。
はっきりと結論を出さないが、とがってはいない。
わかったような、わからないような、不思議な感じ。
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グッドバイ

2013-12-26 23:39:01 | 芝居・ミュージカル・バレエ
シアタートラム D列6番

段田安則
蒼井優
柄本祐
高橋克実

太宰のグッバイをベースにしたもの。
能を題材にした、三島の近代能楽集や、その他の現代能楽集があるが、これは太宰を現代に甦らせたものだ。


太宰の未完の作品だが、どういうコンセプトでの結末なんだろうとは思った。
役者陣は、芸達者な人たちの舞台なので安心していられる。
蒼井優の二面性もうまく出せている。
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