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Pretenderの備忘録

峠の我が家

2024-11-05 23:35:03 | 芝居・ミュージカル・バレエ
岩松の不条理劇、サスペンスのような謎解き、伏線もありながら、解決も回収もない不思議な世界。都会を離れた密室的な舞台設定はいつもながらか。
仲野、二階堂が若者の苦悩を演じ、名バイプレイヤー達が脇をしっかり固める。


本多劇場

作・演出 岩松了

出演 仲野太賀 二階堂ふみ 柄本時生 池津祥子 新名基浩 岩松了 豊原功補

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ピローマン

2024-10-24 23:05:15 | 芝居・ミュージカル・バレエ
マクドナー作品はいくつか観ているが、これは初めて。日本では20年前に初演されており、10年以上前から小川翻訳で演じられてきたという。

とにかく重い、役者もしんどいだろうなと思う。
独裁国家の暴力は1984を彷彿させるがそんなものではない。児童虐待、性的虐待、暴力、殺人、流血、銃声、差別的な表現、凄い作品。

どっと疲れるが、そのテーマは大きく、昨日の日本人のイライラだけを描いた作品とはだいぶ違う。

新国立劇場小劇場

【作】マーティン・マクドナー
【翻訳・演出】小川絵梨子

キャスト
成河 木村 了 斉藤直樹 松田慎也 大滝 寛 那須佐代子 石井 輝



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台風23号

2024-10-23 23:24:58 | 芝居・ミュージカル・バレエ
赤堀作品は、いくつか観ているが、あまり相性が良くないのかもしれない。今回は、豪華出演者で楽しみにしていたが、鬱屈した閉塞感、怒りを描いただけという感じだった。


会場 THEATER MILANO-Za

作・演出:赤堀雅秋

森田剛、間宮祥太朗、木村多江、藤井隆、伊原六花、駒木根隆介、赤堀雅秋、秋山菜津子、佐藤B作
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セツアンの善人

2024-10-21 23:27:01 | 芝居・ミュージカル・バレエ
ブレヒトらしい作品。先月後半、俳優座劇場でやっていて、観たかったが上手くスケジュールが合わず、残念。見比べは面白いので。
葵、木村、渡部はしっかりと演じていた。特に葵は驚いた、舞台向きかもしれない。
ラサールは、何を演じても同じような演技で、無駄な存在感。
終演後、ポストトークを白井、木村、渡部で。プロデューサーの女性が司会で、稽古からよく見ていて、良い仕切りだった。

【作】ベルトルト・ブレヒト
【音楽】パウル・デッサウ
【翻訳】酒寄進一
【上演台本・演出】白井晃
【訳詞・音楽監督】国広和毅

【出演】
葵わかな 木村達成 渡部豪太 七瀬なつみ あめくみちこ

栗田桃子 粟野史浩 枝元萌 斉藤悠 小柳友
大場みなみ 小日向春平 佐々木春香

小林勝也 松澤一之 小宮孝泰 ラサール石井

【演奏】
磯部舞子(Vn. 東京公演) 島津由美(Vc.) 熊谷太輔(Perc.)/加藤優美(Vn. 兵庫公演)

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芭蕉通夜舟

2024-10-17 22:46:49 | 芝居・ミュージカル・バレエ
四人の若者が狂言回しのように内野のほぼ一人芝居を支える。
内野として名乗って話したり、山本勘助ネタを入れたり、全般的にコメディタッチで、化粧で見せた内野の男臭さよりも、ケンジの雰囲気をまとっている感じ。まあ、俳句って、そういうものかもしれないと思って観ていたが、12年前、行かれなかった三津五郎はどう演じたのかが非常に気になった。


紀伊国屋サザンシアター
■作  井上ひさし
■演出 鵜山 仁
■出演 内野聖陽
    小石川桃子 松浦慎太郎 村上 佳 櫻井優凜
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