吉野直子の世界Ⅴ

JTアートホール室内楽シリーズ
吉野直子の世界Ⅴ
～フルート＆ハープの室内楽、そして～

1列1番

吉野直子　ハープ
佐久間由美子　フルート
森川栄子　ソプラノ
長原幸太　ヴァイオリン
鈴木大介　ギター
神田佳子　パーカッション

ダマーズ　「アーリー・モーニング」変奏曲
パーシケッティ　セレナーデ第10番　Op.79
バルトーク　ハンガリー農民組曲
ルトスワフスキ　三つの断章
ジョリヴェ　フルートとハープのための女喜遊曲「素朴に」
バルトーク　シク地方の３つの民謡
ストラヴィンスキー　4つの歌
ヒナステラ　トゥクマンの歌

聞いたことのない小品が並ぶ。最後の二曲以外は、ハープとフルート。きれいな音色の小品に癒される。
ストラヴィンスキーはソプラノとギターが加わる。
ヒナステラはソプラノとヴァイオリンとパーカッション。
面白い試みで楽しめた。
残念なのは途中で平気で音をさせるマナーの悪い観客がいたこと。

フロスト ニクソン

天王洲銀河劇場　1階C列4番

この劇場に来るのはたぶん10年ぶりくらい。当時はアートスフィアという名前だった。
米国の政治とジャーナリズムのストレートプレー。舞台もシンプル、音響もシンプル。役者は男性7名のみ。
北大路欣也も仲村トオルもがんばっていた。
だけど、このテーマ、やはりブロードウェーで観てみたい。
演じられていることにリアリティーが無さ過ぎ。
翻訳劇の限界みたいなものを考えさせられた。

ヴォツェック

新国立劇場　オペラパレス　3階3列9番

指揮　ハルトムート・ヘンヒェン
演出　アンドレアス・クーリンゲンブルク

ヴォツェック　トーマス・ヨハネス・マイヤー
鼓手長　エンドリック・ヴォトリッヒ
マリー　ウルズラ・ヘッセ・フォン・デン・シュタインネン

歌舞伎で言う本水を使った演出。かなり歌手は大変だったと思う。
この作品については本質が何かとかテーマがどうだとかいろいろと意見がある。
人間が持っているそれぞれの苦悩を描く重さの受け止め方か。

モーツァルト・ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会 第２回

王子ホール　K列11番

ウェルナー・ヒンク　ヴァイオリン
遠山慶子　ピアノ

第29番　イ長調　 K305
第26番　変ホ長調　K302
第33番　へ長調 K377
第34番　変ロ長調　K378

アンコール
第30番　ニ短調　K306　第2楽章

前回に続き、言うことなし。ただ、残念なのは、マスクをせずに咳をしている観客の多さよ。
小柴教授ご夫妻がいらした。ノーベル賞学者の数名が、仕分けに対して反対の記者会見をやっていたのだが。。。

七沢温泉 福松

http://www.fukumatsu.co.jp/

突然、休み中に温泉に行きたくなったが、空いているわけがなく、たまたま見つけた。近いし、いいかと。

愛甲石田まで、急行で新宿から1時間。そこから、タクシーで2500円程度。

車で日帰りで行くのにいいだろう。

旅館はシャビー。畳や壁、天井等、かなり痛んでいる。
ヒノキの露天風呂はまあまあ。ただし、ガランとかはぼろい。
食事は、まあまあだ。イノシシや鹿の肉も出る。鰊のから揚げはうまかった。
布団が、せんべい布団で、一枚で、なかなかしんどい。

きちんと、宿泊客をとるという対応になっていない。

でも、14000円で、食事と温泉付だから仕方ないとも言える。