2000年に放映された伝説の学園ドラマ全12話が、3日間で一気に再放送。
数年前に、今26歳の子が、「幼稚園の時に、観て怖かった」と、熱く語っていたのが気になっていて、今回、観ることができた。一気に観てしまった。
オリンピックばかりやっているTVの中で、こういうのは良い企画だ。
まず、出演者が凄い。現在活躍している役者ばかり。みんな面影があり、整形してないなあと、(笑)。そして役が現在演じることが多いイメージとオーバーラップする。鈴木杏はひたむきさ。栗山千明は、美しいながらミステリアス。松本まりかは一筋縄でいかない存在。勝地涼の独特の存在感。山崎育三郎は、こんな役もできるんだと。山田孝之は、ホント、美しい顔してたなと、ちゅらさんの弟のイメージが強い。美保純は全然変わらず、若さをキープしている現在が凄い。小日向は何でもできる存在感。村田も、こういう役がはまってるよなあと。
そして、作者は、蜜蜂と遠雷の恩田陸という。
内容は、ホラーやミステリーの要素をまぶせて、学園における生徒の成長を描いたもの。私の幼い頃は「タイムトラベラー」があって、大ヒットした。作者は筒井康隆であった。
中学生日記もなくなり、今、こういう学園ドラマってあるのかな。
【原作】 恩田陸 「六番目の小夜子」
【脚本】 宮村優子
【音楽】 coba
【初回放送】 2000年4月8日~6月24日 ETVドラマ愛の詩にて放送
鈴木杏 栗山千明 山田孝之 松本まりか 村田雄浩 一色紗英 美保純 古尾谷雅人 多岐川裕美 勝地涼 山崎育三郎 冨士眞奈美 小日向文世