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Pretenderの備忘録

夏の砂の上

2022-12-30 14:29:43 | 芝居・ミュージカル・バレエ
これはチケットを持っていたが、仕事で行かれなかった。

淡々とした暗い芝居。舞台は長崎。
周囲の役者とのバランスだと田中が少し若いかな。

不倫、失業、育児放棄、人の死、様々な日常に起こる辛い話が続く。人間のエゴ。どぎつくないけど、普通にある辛い人生。


世田谷パブリックシアター上演の配信

【作】松田正隆 
【演出】栗山民也
【出演】田中圭 西田尚美 山田杏奈
    尾上寛之 松岡依都美 粕谷吉洋 深谷美歩 三村和敬
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ジョン王

2022-12-29 22:17:14 | 芝居・ミュージカル・バレエ
コロナで2年以上延期となった。
横田は病気で休演し、感じが似ている吉原が代役。

演出は蜷川さんから引き継いだ吉田鋼太郎。オープニングとカーテンコールを含めたエンディングが、ちょっと大胆。歌が入ったり、本水が出たり、いろいろと工夫はある。節目節目で死体が上から落ちてくる含意が今一つ不明。そもそもめったにかからない作品なので比較しようがないのだが。

子役が重要で良く演っていた。女形も本家の京蔵さん他、健闘。

主演の小栗旬という役者、TVで活躍していた若い頃は、TVを持っていなかった。蜷川作品他、舞台で何度か観たが、印象が薄い。大河で良い役いつも来てるなという印象はあったが。
今年、鎌倉殿、最初は大泉の作品かよと思っていたが、小栗の深みが出て変化していく姿は凄いと思って観ていた。注目すべき役者になった。そしてこの舞台、インタビューで鎌倉殿の経験はあまり関係ないのではと語っていたが、そんなこともないのではないか。自信が漲っているように感じられた。コロナがなければ、大河の前だったわけで、結果オーライだったような気がする。



シアターコクーン

スタッフ
作:W.シェイクスピア 翻訳:松岡和子 
上演台本・演出:吉田鋼太郎(彩の国シェイクスピア・シリーズ芸術監督)

出演
小栗 旬 吉原光夫
中村京蔵 玉置玲央 白石隼也 高橋 努 植本純米 
間宮啓行 廣田高志 塚本幸男 飯田邦博 坪内 守 水口テツ 鈴木彰紀 堀 源起 阿部丈二 山本直寛 續木淳平 大西達之介 松本こうせい 酒井禅功/佐藤 凌(Wキャスト) 五味川竜馬
吉田鋼太郎
演奏:サミエル 武田圭司/渡邊達徳 熊谷太輔/渡辺庸介
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ショウ・マスト・ゴー・オン

2022-12-26 21:30:25 | 芝居・ミュージカル・バレエ
休演や代役があり、立ち見がずらりだった。





ちょっドタバタ感はあったが、喜劇を楽しんだ。
三谷の役は自分が書き、演出してきたものの上に、自分と重なる部分もあろうから、きちんと演じていた。松也、浅野、新納、小林、今井、峯村等々の舞台役者に交じって、ウエンツも良くやっていたと思う。鈴木京香がどう演じたのだろうという興味はある。時間は予定より15分くらい短かったのではないか。
初期の作であり、人間の深みの考察のようなものはあまりないけれど、ニールサイモンを彷彿とさせるコメディだった。


世田谷パブリックシアター

<作・演出>三谷幸喜

 三谷幸喜(鈴木京香休演の代役) 尾上松也 ウエンツ瑛士 浅野和之
 新納慎也 藤本隆宏 今井朋彦 小林隆 シルビア・グラブ 峯村リエ 秋元才加 井上小百合 小澤雄太 中島亜梨沙 大野泰広 荻野清子
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ベートーヴェン『第九』特別演奏会

2022-12-25 19:51:43 | 音楽 Classic
今日は在京オケが第九の競演の日。
オーチャードで東フィルを。
オーソドックスなすっきりした演奏。
コントラバスが5本のうち3本が女性はビックリした。
合唱は、読響と半分にした新国立。


オーチャードホール

指揮:尾高忠明(東京フィル 桂冠指揮者)
ソプラノ:迫田美帆
アルト:中島郁子
テノール:清水徹太郎
バリトン:上江隼人
合唱: 新国立劇場合唱団(合唱指揮:河原哲也)

ベートーヴェン/バレエ音楽『プロメテウスの創造物』序曲
ベートーヴェン/交響曲第9番『合唱付』
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市川海老蔵改め 十三代目 市川團十郎白猿襲名披露 十二月大歌舞伎     八代目 市川新之助初舞台

2022-12-24 15:30:21 | 歌舞伎
鞘當、歌舞伎らしい一幕で、中車が久しぶりに出演。中車が歌舞伎に入ることを発表した頃、当時の染五郎、松緑、海老蔵で日生劇場で歌舞伎をやったことがあり、その時の口上で、「今日は暁星の先輩の香川さんが観にいらしている」とやったのを懐かしく思い出した。

二人道成寺、この二人の組み合わせはないが、二人とも玉三郎と舞った経験があり、息は合っている。最後に團十郎の押し戻しで花を添える。

毛抜、九歳の新之助の主役が話題。九歳の子どもが役の背景等をわかるのは難しいし、声変わり前の子どもが一生懸命声を出すと早口で何を言っているかよくわからない箇所も少なくない。手順はきちんと踏んでいるので、それは良い年て、お客さんはご祝儀で暖かく見守っているのだろう。将来、毛抜をやった時に、「9歳でやった時を観た、ここまで成長した」と今回の観客が言う楽しみを与えたという以上の意味はないと思う。

歌舞伎座

昼の部
其俤対編笠
一、鞘當(さやあて)

不破伴左衛門
留男
名古屋山三
  松緑
  中車
  幸四郎

二、京鹿子娘二人道成寺(きょうかのこむすめににんどうじょうじ)
鐘供養より『歌舞伎十八番の内 押戻し』まで

大館左馬五郎 
白拍子花子
所化







白拍子花子

後見
海老蔵改め團十郎
     勘九郎
     彦三郎
     坂東亀蔵
     萬太郎
     種之助
     男寅
     中村福之助
     玉太郎
     歌之助
     菊之助

     家橘

三、歌舞伎十八番の内 毛抜(けぬき)
八代目市川新之助初舞台相勤め申し候

粂寺弾正
腰元巻絹
秦民部
八剣数馬
小野春風
秦秀太郎
錦の前
八剣玄蕃
小原万兵衛
小野春道
  初舞台新之助
     雀右衛門
     錦之助
     歌昇
     新悟
     児太郎
     廣松
     右團次
     芝翫
     梅玉
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