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Pretenderの備忘録

KERA CROSS第五弾 ​骨と軽蔑

2024-02-29 23:34:26 | 芝居・ミュージカル・バレエ
実力派女優を7名も揃えて、やや多すぎというか、もったいない。現代に通じる戦争の影を。姉妹の葛藤等、良くあるテーマもちりばめ。コメディ交えたせりふ劇、前半は不条理劇かと思ったが、そうでもない。

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ

宮沢りえ 鈴木杏 犬山イヌコ 堀内敬子 水川あさみ 峯村リエ 小池栄子


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マティス 自由なフォルム

2024-02-29 21:32:00 | アート
新国立美術館

自由なフォルムというのは5つのセクションのうち、切り絵中心の一つのセクションタイトルである。初期からの歩み、アトリエへのフォーカス、舞台美術やバーンズコレクションの壁画、再現したロザリオ礼拝堂等、盛沢山で、見ごたえのある美術展だ。ニースの美術館が大きな割合を占めている。
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タンホイザー

2024-02-28 22:40:39 | 音楽 Opera
フランス国立ラン歌劇場との提携公演東京二期会オペラ劇場ワーグナー作曲オペラ『タンホイザー』

この作品は何度も観ているが、どのプロダクションが、オーソドックスなのかよくわからなくなった。カーセンの画家への置き換えが異端であることはわかるが。新国立劇場も、あまり品がない、というかわざとかもしれない。二期会、前回も観ているが、こんなんだったっけという感じ。ひたすら暗い美術とセット。光が効果的でもない。

サイモン・オニールの声は良く伸びる。日本人も健闘。
音楽は、読響が厚い音を奏でるが、指揮者との相性はどうなのだろうか。


指揮 アクセル・コーバー
演出 キース・ウォーナー

出演
タンホイザー:サイモン・オニール
管弦楽:読売日本交響楽団
合唱:二期会合唱団
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東京フィル定期

2024-02-27 23:35:47 | 音楽 Classic
学生が多いのは非常に良いと思う。プログラムも学生にも良い。ほぼ満席だったのではないか。

軽めのプログラムでもある。東京フィルは、さらっとスマートに演奏するようになったと思う。木管にしても金管にしても安定感もあり、安心して聞いていられる。
春祭も、メリハリあるすっきりした演奏。
こってりとすっきり、好き嫌いはあるかもしれないが、優劣ではないだろう。



指揮:チョン・ミョンフン(名誉音楽監督)

ベートーヴェン/交響曲第6番『田園』
ストラヴィンスキー/バレエ音楽『春の祭典』
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日本の建築

2024-02-26 22:32:04 | 読書
隈研吾著 岩波新書2023

厳しい書評もあるようだが、刺激的で面白かった。
忙しい中、8年かけて書いたという。自分の経験を織り込みながら、歴史を辿り、系譜を考え、自分なりの解釈が散りばめられる。20数年前にセミナーに出て、メタボリズムや丹下さんの建築についてのコメントを聴いたことがあるが、そこからまた進化している感じがした。手元に置いて、旅をしたい書だ。
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