谷中銀座

祖父の命日で、谷中の墓を参った帰りに、千駄木に向けて谷中銀座を通って歩く。肉のサトウでメンチを買って、食べながら歩く。後藤の飴で、飴でなく、かりんとうを買う。本当に昔ながらの下町風情。道を聞いても人は親切。

学士会館

ワークショップで久しぶりに訪れて、その変化にビックリした学士会館のレストラン。時間がなかったんで、日を改めて食事をしに行く。丁度、ワークショップのおまけで食券がついていた。

すし屋の二色に入る。カウンター、座席に個室と充実。昔はこのスペースはナンだったのだろう？？1500円の刺身御膳。刺身は白身とマグロとかつお。御飯とお吸い物、香の物、そしてデザート。

うーん、特別美味しいわけでもないかなあ。

雙ノ会 爽涼能

矢来能楽堂　中正面え5番

お話　石田幸雄

狂言　鐘の音
　太郎冠者　石田淡朗
　主人　高野和憲

能　祇王　
　仏御前　田崎隆三
　祇王御前　田崎甫

最初に石田先生のいつもの洒脱なお話が30分。客層は見回すに、後期高齢者の方が多い。ご婦人が7割か。多分、能、狂言がはじめての人はほとんどいないような気もする。新進の者ですので、上手い下手とかは言わないで、というのは、一応5000円とっているので微妙。。。

鐘の音、英国留学中の淡朗さん、日焼けして（ちょっと狂言には違和感、笑）逞しく、声も出ていた。今後が楽しみ。

祇王、田崎先生と、甫さん他。中正面ということで、柱にさえぎられ、どうしても二人の舞がちゃんと見れなかった。謡曲を追っていって、眠くもならなかった、苦笑

ここの能楽堂は初めて。300の席が満席だったようだ。座敷席もあり、なかなか風情がある。神楽坂という土地にフィットするような。

ダイアログ イン ザ ダーク

ワークショップに参加してみる。ネタバレあり。学士会館にて。会費6500円。8名限定で1時間くらいで。真っ暗な闇に入り、視覚障害者の人がガイドになる。暗闇の中には、橋や池等がある。下には、落ち葉やわら、臭いもする。視覚障害者の持つ杖を持ち、声を出して、動く。バーで飲み物を飲んだり。。。パンフレットを見ると、企業研修に使われ等々。正直、コンセプトがいまひとつ不明。視覚障害者の環境を経験するというのであれば、セットが日常とはかけ離れている。非日常を体験したいということであれば、それは納得。ただ、ダイビングは、視覚はあるけど、声は出せないし、海外で色々な国の人がバディーを組んで、命にかかわる危険と背中合わせで、綺麗な海を楽しむ。その方が、非日常性が強い。あるいは、禅寺での修行は、食事も少ないし、カラダが浄化されていくのわかり、自然に対する感性が研ぎ澄まされていくのを体験する。こちらの方が非日常的である。お手軽に短時間で、非日常という点ではそうなのかなあ。企業研修に使われるというのは、何の目的で、どんな効果があるか興味がある。声を出すと、確かに位置がわかる。でも、声出さなくても、結構、気でわかるんだよなあ。正直、私は感動もしなかったし、あまり驚きもなかった。自分の感性が鈍くなっているのか、もっと刺激的な非日常を体験しすぎているのか。。。終わった後、盛り上がって、食事に行きましょうということになった。私は用事があったので、失礼したが、リピーターがいたり、夫婦での参加があったり、定年過ぎのおじさんがいたり、ちょっと参加の背景を聞いてみたかったので残念。

神保町 スイーツ andonand

ミスタードーナッツの新業態。

店の雰囲気も悪くないし、座席やテーブルもミスドに比べれば高級感。ドーナツは、高いですし、凝りすぎみたいなところもあり、シンプルで美味しいものがない。

学生街で、大人向けというのも面白いけど。

渋谷の公園通りに続き、汐留にもできるらしい。