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Pretenderの備忘録

山根一仁(ヴァイオリン)&上野通明(チェロ)&北村朋幹(ピアノ) Vol.2

2019-07-31 22:22:57 | 音楽 Classic
トッパンホール

ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番 ニ長調 Op.70-1《幽霊》
ラヴェル:ピアノ三重奏曲 イ短調
シューマン:ピアノ三重奏曲第1番 ニ短調 Op.63

アンコール
ベートヴェン ピアノ三重奏曲第1番 第二楽章

若手三人が、しっかりと聞かせる。
若手ながら、じっくりと聞かせる。
今後が楽しみだ。チケット売り切れもわかる。
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新聞記者

2019-07-30 17:02:18 | 映画
シム・ウンギョン 松坂桃李
本田翼 岡山天音 郭智博 長田成哉 宮野陽名 / 高橋努 西田尚美
高橋和也 / 北村有起哉  田中哲司
監督:藤井道人『デイアンドナイト』 脚本:詩森ろば 高石明彦 藤井道人 音楽:岩代太郎 原案:望月衣塑子「新聞記者」(角川新書刊) 河村光庸
企画・製作:河村光庸 エグゼクティヴ・プロデューサー:河村光庸 岡本東郎 プロデューサー:高石明彦 製作幹事:VAP 制作プロダクション:The icon 宣伝:KICCORIT
制作:スターサンズ 配給:スターサンズ イオンエンターテイメント 製作:2019『新聞記者』フィルムパートナーズ

良く製作したなと思う。
松坂のような若手が良く出たなあと思う。
松坂は娼年といい、チャレンジの姿勢は評価できる。

時代の閉塞感が良く出ていると思う。
公務員だけでなく、一般人もというのは、中国か1984かという世界だ。
どこまでが現実かという話はあるし、生物化学兵器云々は、その前に治療や防御の議論がされるだろうから、現実味にやや欠けるきらいはある。

全てを安倍政権のせいにするのは、議論が矮小化されるだろう。日本だけの問題ではない。
システムや文化、社会の空気等をきちんと学問的にアプローチしていく必要がある。
そしてマスコミの役割とは。この映画もマスコミでは黙殺されてるんだろう。
それをきちんと発表できる場は担保されなければならない。

しかし、観客の大多数はシニア割引が適用される年代であった。若い世代に観て考えてほしい映画だ。
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オン・ザ・タウン

2019-07-28 00:15:39 | 芝居・ミュージカル・バレエ
東京文化会館

指揮 佐渡裕

演出 アントニー・マクドナルド

出演
ゲイビー:チャールズ・ライス
チップ:アレックス・オッターバーン
オジー:ダン・シェルヴィ
アイヴィ:ケイティ・ディーコン
ヒルディ:ジェシカ・ウォーカー
クレア:イーファ・ミスケリー
ワークマン1/ピトキン判事:スティーヴン・リチャードソン
マダム・ディリー:ヒラリー・サマーズ
ダイアナ・ドリーム/ドロレス・ドロレス/老女:フランソワ・テストリー

アンサンブル:ウィリアム・バンクス、ジョナサン・カグイオア、ポール・クリエヴィチ、セバスチャン・ゴフィン、アレックス・ハリソン、マット・ホランド、ルーカス・ハント、ジャスティン・リー・ジョーンズ、ロビン・ケント、ルーク・チンク=ホワイト、リアム・レイト、ゾーイ・アーシャミアン、レイチェル・クロッカー、レイラ・ハリソン、ニッキー・ヘンシャル、エイミー・ホリンズ、ルーシー・ルヌーフ、オリーヴ・ロビンソン、ケイティ・ウェブ、デイジー・ウェスト 他


管弦楽:兵庫芸術文化センター管弦楽団
合唱:ひょうごプロデュースオペラ合唱団

スタッフ
装置・衣裳デザイン:アントニー・マクドナさルド
照明:ルーシー・カーター
振付:アシュリー・ペイジ
ムーヴメント・ディレクター:ルーシー・バージ
合唱指揮:矢澤定明

ミュージカルとして楽しめた。
親しみやすいメロディ、楽しく単純なストーリー。
PAは使っているのだろうが、それを感じさせないきれいな歌手の声の伸び。
いかにもブロードウェイという感じのセット。
ニューヨークが舞台だけに、なんとも郷愁を感じる。また、行きたいと思わせる。
もう少し小さい箱で観れたら良かったとは思うけど。
歌手のレベルも管弦楽も良かった。
特に、ケイティ・ディーコンは美貌、バレエ、逆立ち、オペラにも出てるということで凄い。
東京、神戸とこれだけの公演数を打てる、佐渡氏の手腕は凄いと思う。
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骨と十字架

2019-07-26 21:52:37 | 芝居・ミュージカル・バレエ
新国立劇場 小劇場

作:野木萌葱

演出:小川絵梨子

出演:神農直隆 小林 隆 伊達 暁 佐藤祐基 近藤芳正

男5人による、息詰まる会話劇。
予備知識なしで行ったら、キリスト教と進化論の話で翻訳ものかなと思っていたら、日本人作家ということでびっくりした。
ここで描きたいものは何か?人間の弱さ、変わりたくない性、狡さ?言論の自由と忖度?などと思いを巡らせながら観た。

基になるノンフィクションはあるらしいが、それを日本人が、劇作とした。凄いなと思う。
演出の芸術監督からのお題はディストピアだったという。確かに、1984のにおいがする。

宗教、科学、人間の本質、自由等々、考えさせられる素材が散りばめられている。
小林と近藤は、まじめ腐っているのが逆に笑えて、そこは狙った配役か?

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都響 日本オーストリア友好150周年記念

2019-07-25 22:06:28 | 音楽 Classic
指揮/アラン・ギルバート

モーツァルト:交響曲第38番 ニ長調 K.504《プラハ》
ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 WAB104《ロマンティック》(ノヴァーク:1878/80年版)

かなり重厚なメニュー、指揮者とオケに自信がないとなかなか。
モーツァルトはすっきり。無難に。
ロマンティックは、冒頭のホルンがちょっと外しかけた以外は、重厚にしっかり。金管も弦も良かったと思う。
オケも、矢部VN、古川CE、鈴木VAと各パートのエースがしっかり支えた。
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