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Pretenderの備忘録

桂文珍 大東京独演会 vol.5

2012-04-29 18:20:57 | 落語・講談
国立劇場 小劇場 11列31番

今年の元旦に文珍の落語を聞く予定だったが、風邪でダウンした。
2009年にvol.3を観てから、2010年は大劇場で平日も多くて止めて、2011年は行かなかった。

林家うさぎ たぬさい

桂文珍 ネタ決めの時間

桂文珍 るるるとららら
    地獄八景亡者戯
    蔵丁稚

内海英華

桂文珍 三十石

ネタのオートクチュールと言ってネタを決める時間、ある程度絞られてくるのだが、今回はご本人は地獄八景亡者戯をやりたかったようで(鳴り物の関係ではないか)、会場からは三十石のリクエストが出て、譲らなかったため、前者はコンパクトバージョンでということで、両方。

るるるとらららは、現在の世相を表した軽めの話。
地獄八景は、彼らしいブラックなスパイスを加えていて、きちんと聞いてみたいと思った。
蔵丁稚、歌舞伎に題材をとった話だが、文珍のはあまり歌舞伎の香りがしない。小朝なんかの方がいいと思った。忠臣蔵は何度も歌舞伎で観ているし、今月も通しで四段目を観ているが、知らない人はイメージがわかないだろう。
三十石、あんまりぴんと来なかった。上方の舟唄の風情を楽しむのだろう。

あまり元気がなかったような気がするのだが。体調がいまいちだったのだろうか?もっと、いつも飛ばす感じがして。楽日だし。


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絵本合法衢

2012-04-22 19:10:54 | 歌舞伎
国立劇場 大劇場 2階7列19番

国立劇場開場45周年記念

四世鶴屋南北=作
奈河彰輔=監修
国立劇場文芸課=補綴
通し狂言絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ) 四幕十二場
      国立劇場美術係=美術

       
   序  幕  第一場    多賀家水門口の場
         第二場    多賀領鷹野の場
         第三場    多賀家陣屋の場
   二幕目  第一場    四条河原の場
         第二場    今出川道具屋の場
         第三場    妙覚寺裏手の場
   三幕目  第一場    和州倉狩峠の場
         第二場    倉狩峠一つ家の場
         第三場    倉狩峠古宮の場
         第四場    元の一つ家の場
   大  詰  第一場    合法庵室の場
         第二場    閻魔堂の場


(出演)
 片 岡  仁左衛門
 中 村  時    蔵
片 岡  孝 太 郎
 片 岡  愛 之 助
 市 川  男 女 蔵
 中 村  梅   枝
 片 岡  市   蔵
 市 川  高 麗 蔵
 坂 東  秀   調
 片 岡  秀 太 郎
 市 川  左 團 次
            ほか

昨年、震災で会期途中で中止された演目。
仁左衛門の悪役。昨年は二月に、大阪松竹座で、昼夜の仇討と銘打ってやっていて、仁左衛門を二カ月堪能できるはずだった。

南北の話なので、やや込み入ったところを整理しきれない部分もあり、思い切って、狂言回しを使うとか、そういう工夫をしても良いのではないかと思った。

仁左衛門は、悪人の太い声を上手く使って、かっこいい悪人を演じる。こういう声の使い分けが、例えば染五郎にできれば非常にいいのだが。先月の中村座の仁左衛門、端役の御馳走ではいまいちだなあと思った。やはり、すっきりした二枚目、あるい色悪みたいのが良い。
左團次は、非常に重要な二役であるが、今一つしまらない。最近、痩せてきたと思うが、体調が悪いのか。
時蔵、愛之助、梅枝、秀太郎等はしっかり。
孝太郎は、もうちょっと年増の役の方がいいだろう。お松が将来は期待される。

両脇の女性、開演中に独り言が多く(一人は台本を持っていたから関係者か)、ちょっと戸惑った、苦笑。

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声楽コンサート

2012-04-21 21:44:51 | 音楽 Opera
パソナグループ本社ビル B1階

團 伊玖磨  花の街、花季、はる
トスティ   四月
大中 恵   思い出の山
山田 耕筰  木の洞
中田 喜直  ゆく春
小林 秀雄  すてきな春に
木下 牧子  物語
ティリンデッリ  おお春よ
プッチーニ  オペラ「蝶々夫人」より 花の二重唱

ヴェルディ  オペラ「アイーダ」より 勝ちて帰れ
モーツァルト オペラ「ドンジョバンニ」 誘惑の二重唱
       オペラ「コシファントゥッテ」 男や兵士の貞操なんて
       オペラ「フィガロの結婚」 手紙の二重唱、 
                    恋人よ、早くここへ
                    伯爵、伯爵夫人、スザンナの三重唱
レハール   メリーウィドウ・ワルツ
滝 廉太郎  花


東京オペラティックア・ラ・カルトと銘打ってのコンサート。二度目らしい。
東京駅のパソナ本社の地下ホール、70席が満席だった。
生徒さん等の関係者だったと思う。
全くの第三者が見つけて行くというのは現実にはほとんどないだろう。
私も招待で行った。

二期会会員のソプラノ二名とイタリアのマスタークラスで知り合ったバリトン1名のコンサート。

前半は日本の歌曲中心で、いまいちしっくりいってなかった感じもする。
間で、簡単な解説等が入る。

休憩後は、主にモーツァルトのオペラからのアリアで、これはのびのびと歌っていたように思う。
能楽師や狂言師で声帯を痛めて、声帯の移植手術をするという話を聞いたことがあるが、歌手も相当な負担だろう。
今日聞いた感じだと、スザンナと侯爵夫人は逆の方が声のイメージはしっくりくるような気がした。
最後に、花をみんなで、生徒さんが多いのだろうなとここで良く分かる、みんな発声がきちんとしている。

こうした自主公演のようなものが全国で繰り広げられているのだろう。
私は招待だったが、チケット3000円、ちょっと高いのかも知れない。
しかし、会場費用に衣装にといろいろと金がかかる現実もあるのだろう。





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笹塚 イタリアン キャンティ・デュエ

2012-04-17 23:19:29 | グルメ
笹塚を中心に大きく展開するキャンティ。

サングリア、ちょっと甘い。
テーブルワインはまあまあ。ワインは全般的に安い。

ソフト・クラブシェル、食べられるところは日本は少ないよね。
米国時代の友人と一緒で懐かしく食べた。
サラダに、特製ドレッシング、これが有名。
ピザも無難、ペンネのジェノベーゼは美味しい。
エスプレッソはillyのものだが、なんか旧いのかいまいち。

二人で8000円、今のご時世、安いとは言えないが、まあまあ。
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NIKKEI アートプロジェクト

2012-04-16 23:28:03 | アート
いま、現代アートが求められる三つの理由

登壇者(予定)
金島隆弘 (アートフェア東京エグゼクティブディレクター)
塩見有子 (NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト])
ティツィアナ アランプレセ (フィアット グループ オートモービルズ ジャパン株式会社 マーケティング本部長)

■日時
2012年4月16日(月) 19:00~20:30(予定)

■会場
スペースニオ(日本経済新聞社東京本社2F)

面白かった。
現代アートについての主観的な話ではなく、社会、ビジネスとのかかわりに焦点を絞って、教育や企業の活動の例、アートフェアのコンセプトの紹介等だった。
前回は仕事関係で行かれなかったので、今回は行って良かった。若い人が多かった。今後が楽しみだし、これは他にも波及していくのではないかと思った。
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