ドリアン・グレイの肖像

世田谷パブリックシアター　1階H列12番

[作]　オスカー・ワイルド
[構成・演出]　鈴木勝秀

[出演]　山本耕史／須藤温子／伊達暁／米村亮太朗／三上市朗／加納幸和

野田秀樹のような舞台構成。階段が回るようになっていて、場面転換に使う。
オスカー・ワイルドの描く、19世紀の英国貴族の退廃を日本人が描くのは難しい。観客にもなかなかピンとこない。遠い異国の歴史として描くのか、それを人間の物語として身近に感じられるように描くのかという話になるが、後者として迫り来るということにはならなかったように思う。

山本耕史を生で観るのは初めてだったので、非常に楽しみだったが、彼の良さが出ている感じでもないような。演出意図としては彼の悪の香りを最大限ということだったが、悪の描き方が平板過ぎ。

マーラー 5番

読売日本交響楽団
第517回名曲シリーズ

サントリーホール2階10列32番

ヘンデル　組曲＜王宮の花火の音楽＞　ホグウッド校訂による新版2008
マーラー　交響曲第5番　嬰ハ短調

指揮　高関健

ヘンデルは、アメリカの建国記念日のチャールズ川の花火でボストンポップスが演奏したのを昔聞いたことを思い出した。

マーラー、金管が大健闘、しっかりと責務を全う。そうすると、弦の厚みにやや欠ける点がクローズアップされるから皮肉なものだ。全体として、非常によい出来だと思った。

五嶋龍

ヴァイオリン・リサイタル　2009　ジャパンツアー　東京公演
サントリーホール　2階LD5列6番

ヴァイオリン　五嶋龍
ピアノ　マイケル・ドゥセク

ベートーヴェン　ヴァイオリン・ソナタ第5番へ長調　Op.21　春
バッハ　無伴奏ヴァイオリン・ソナタ　第2番イ短調　BWV1003
ミルシュタイン　パガニーニアーナ
サン＝サーンス　ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第1番　ニ短調　Op.75

アンコール
パガニーニ ：ゴッド・セイブ・ザ・クイーンによる変奏曲　op.9
サン＝サーンス ：序奏とロンド・カプリッチョーソ　op.28

前半にポピュラーな名曲を。そつなくという感じ。
後半は好きなんだろうなという曲を。
アンコールは、お約束の感もあり。
ここ数年聴いているが、学業優先でやっていることもあるのだろうけど、大きな変化とか特に感じない。今回は、分析的になったなあと気づいたが。
去年も感じたが、どの程度楽しんで演奏しているのか疑問がある。

入谷 精進料理 梵

http://www.fuchabon.co.jp/menu/menu.html

法事にて。
個室で、座椅子みたいなものだが、私のように背が高いとかえって使いにくい。

いろいろと出てきて、ご飯と味噌汁は満腹だった。
まあ変わったものがいろいろで、あった。

銀座 和食 SOBAKURA

http://r.gnavi.co.jp/g348567/

コリドー街。店は小さい。女性スタッフで切り盛りしている感じで、対応がいまいち時間がかかる。
料理は、創作和食系が多く、出てくるまでわからないようなものが多い、笑
そばは、数種類あり、比べてみると確かに違う。

軽く飲んで食べて、二人で9000円強。悪くはないが。

下が、行きつけのショットバーだった、笑