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Pretenderの備忘録

N響チェンバー・ソロイスツ 第2回 日本初演! マーラー 交響曲 第10番 室内オーケストラ版

2021-11-30 22:19:19 | 音楽 Classic
5楽章からなり90分程度。第一楽章と第五楽章が長く、他が短い。かなり起伏のある音楽で、打楽器が激しく打ち鳴らされる場面も。マーラーが精神を病んでいたことを暗示するような音楽でもあるかもしれない。初演で比較対象はないが演奏はしっかりしていたと思う。


Hakuju Hall
出演
白井圭、大宮臨太郎、三又治彦、山岸努、横溝耕一(以上、ヴァイオリン)
中村翔太郎、中村洋乃理(以上、ヴィオラ) 辻󠄀本玲、宮坂拡志(以上、チェロ)
本間達朗(コントラバス) 梶川真歩(フルート) 𠮷村結実(オーボエ)
松本健司(クラリネット) 宇賀神広宣(ファゴット) 長谷川智之(トランペット)
福川伸陽(ホルン) 竹島悟史(打楽器) 早川りさこ(ハープ)
桑生美千佳(ピアノ/ハルモニウム)

プログラム
マーラー(カステレッティ編) : 交響曲 第10番 嬰ヘ長調(室内オーケストラ版/日本初演)
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新日本フィル サントリーホールシリーズ

2021-11-29 22:24:38 | 音楽 Classic
本公演は、北村朋幹のピアノ、デュトワの指揮で、ラベルを中心としたプログラムであったが、コロナで北村の入国が難しくなり、デュトワはコロナに感染し治ったものの大事をとり、曲目も指揮者も全く異なるものとなった。

井上らしい渾身の指揮。武満は静寂、モーツァルトは軽快に、ドビュッシーはしっとりと、そしてストラヴィンスキーは活発に。いつまでもみずみずしさを失わない井上の指揮は印象的。好き嫌いは別にして、(笑)。

指揮者:井上道義
武満徹:弦楽のためのレクイエム(井上道義・尾高忠明/2021年版) 
モーツァルト:交響曲第39番 変ホ長調 K.543
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
ストラヴィンスキー:バレエ音楽『ペトルーシュカ』(1947年版)
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無意識のバイアス

2021-11-28 20:04:07 | 読書
人はなぜ人種差別をするのか ジェニファー・エバーハート著 明石書店2020

自身も黒人であり、苦学してハーバードで博士号、スタンフォードで教壇に立つ学者による、実例を交えて分かりやすく書かれた一般書である。

刑事司法と人種バイアスの問題についてかなりのページを割き、事例も紹介している。人種以外のバイアスについても紹介している。

正直、結構絶望的になるような内容だ。希望をどこに見出したらよいか、難しい面がある。日本人として、必ずしも身近と言えない人種問題を知るには非常に良い本だろう。そして、無意識のバイアスがあることを知って行動するだけでも違うかもしれない。

巻末に、社会心理学者の解説がついていて分かりやすい。 
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三浦一馬×宮田 大 スペシャル・デュオ

2021-11-28 18:50:46 | 音楽 Classic
このホールは初めて。結構大きくて、音も良くてビックリした。

前半はクラシックを。バンドネオンがパイプオルガンのような響き。
後半はタンゴ中心で、カッコよく。
合間に二人の会話。
三浦はシュッとした、ダイエットか。
選曲といい、午後のひとときを楽しめた。


小金井 宮地楽器ホール

バンドネオン:三浦一馬
チェロ:宮田大

J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト長調 BWV1027 第1楽章
ヘンデル:オペラ『リナルド』より 「涙の流れるままに」
サマー:Julie-O(宮田)
J.ウィリアムズ:『シンドラーのリスト』よりテーマ
クライスラー:愛の悲しみ
バルトーク:ルーマニア民俗舞曲

ガルデル:わが懐かしのブエノスアイレス
ガルデル:首の差で
プラサ:メランコリコ
ピアソラの主題によるバンドネオン・ソロ・メドレー(三浦)
ピアソラ:『タンゴの歴史』より 「カフェ1930」
ピアソラ:リベルタンゴ

アンコール
エルチョクロ作品他全2曲




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ベートーヴェン・チクルスⅤ「第九」

2021-11-27 15:53:54 | 音楽 Classic

2018年からのベートーヴェンチクルス、本来は昨年6月だったがコロナで今回に。

合唱は歌うときはフェイスマスク。
指揮なし第九。まあ7番を演ってるから。
きっちり息が合い、小編成ながら、ホールにしっかり響いた。
タイミング取るの難しいよなあという箇所はあったが、無難に終えた。
年末が来た。

第一生命ホール

トリトン晴れた海のオーケストラ

【コンサートマスター】矢部達哉

【ソプラノ】澤畑恵美
【メゾソプラノ】林美智子
【テノール】福井敬
【バリトン】黒田博
【合唱】東京混声合唱団

ベートーヴェン:
交響曲第9番 二短調 Op.125≪合唱付≫
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