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Pretenderの備忘録

二月大歌舞伎 夜の部

2006-02-26 22:58:22 | 歌舞伎
1階 15列 7番

梶原平三誉石切
10月から来月まで毎月高麗屋の舞台を観る事になります。
これは動きもそれほど大きくないし、そこそこうまく舞台に収まっている感じです。
ただいかんせん口跡が悪く、せりふがそれなりに重要なのに聞き取りにくい。あと、おおらかさというのがやはりないんですね、特に成田屋なんかと比べると。
芝雀はまあ良かった。愛之助はああいう赤ら顔の悪役もやるのだなあと感心して観てました。

京鹿子娘二人道成寺
これだけ動きも多い舞踊ですし、菊之助と並ぶと、ふと玉三郎にも年齢を感じてしまう瞬間がありました。考えられて、綺麗にまとまっていたと思います。まだまだこれは進化しそうで、今後が楽しみではありますが、玉三郎が年をとっていくので、どう折り合いをつけていくのだろうという興味もあります。最後に鐘に上るのは大変そうに見えました。

人情噺小判一両
なんとも切ない話であります。菊五郎が、町人をいい味を出して演じてました。播磨屋はおおらかさが出ていて、こういう役は世話物でもいいなあと思います。田之助の武士の役というのはビックリですが、枯れ具合が良かったかもしれません。男寅くんは、左團次の孫、男女蔵の息子らしいですが、声が本当に遺伝しますね。声というのは女親のものは遺伝しないのでしょうか?

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銀座 フレンチバーベキュー Vinpicoeur

2006-02-23 22:46:27 | グルメ
銀座近辺のフレンチレストラン系列、ちょっとカジュアル
ポトフはおでんみたいに、食べたいものを頼む。味付けは、ちょっと和風かも。にんじん、かぶ、たまねぎ、キャベツを頼んだけど、柔らかくて、体に優しい。
串焼きはフォアグラ、豚バラ、アナゴ、アスパラなんかを食べてみる。その他、牛のほほ肉のビール煮。どれも美味しかったし値段もリーぞなぶるじゃないかな。
ワインは、最初にお薦めのシャルドネのシャンパン。次にピノブランをグラスで。最後にボルドーのボトル、しっかり目で美味しかったです。
フレンチの串焼きというと、田原町の萬鳥を思い出します。ロブションが絶賛したという店で、確かに美味しかった。場所が田原町であり、ラブホテル街のど真ん中ということがあり、なかなか行き難いという現実はあります、笑。
連日、仕事で2時に帰宅みたいな生活が続いていた中で、海外から出張できた20年来の友人とのひと時でした。翌日からまたきつい日々でしたが、笑。

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愛恕

2006-02-19 23:29:05 | 音楽 Opera
作曲:三木稔
台本:瀬戸内寂聴
指揮:大友直人
管弦楽:東京交響楽団

3階R6列1番

日本人作曲家のオペラを観るのは初めて。
今まで新国で観たものは非常にシンプルな舞台だったのに比べると、豪華な場面もそれなりにあったと思う。
日本語って、西洋音楽の旋律に合わないなあと思いながら聴いていたが、声は出ていたように思った。演奏も、繊細な感じがして良かったと思う。
テーマがいまひとつわかりにくかった。何を訴えたいのか。日本語で歌詞が歌われるのに、字幕を観ていてわかりやすいといえばそうなんだけど、言葉に重みがないというか。もっと文学的な表現を使えばいいのにと感じた。
途中で中国っぽい旋律も流れるけど、オリエンタルのエキゾチックさはあえて避けたのか、あまりそういう感じがなかった。東洋の美とか神秘とか前面に出さないと、海外では上演されないのではないかと思ったりした。
話の展開が、丁寧で冗長な部分と、突発的な部分のバランスが、自分はあまりしっくりこなかった。
史実に照らしたら囲碁というのは重要かもしれないけど、舞台ではあまりに地味で、アピールするものがない。
この中のアリアが、歌曲集の中で歌い継がれるかというとそれもちょっと疑問。
最大の見せ場というか聞かせ場が、琵琶の演奏だったように思われ、それってオペラとしてどうなんだろうと思いながら帰路に着いた。
時差ぼけも残っていて疲れてはいましたが。


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ロンドン その5 帰路

2006-02-18 15:38:26 | 旅行
なんとか、金曜日の午後のフライトで土曜日に帰国できました。成田からオフィスに直行して残務整理中。

ホテルを3日押さえていたので、帰り際に、キャンセル料がかかるといわれ。そんなものどこにも書いてないでしょうと。その3でかいたように、ここにはもう泊まりません。

タクシーでBAの国際線で日本行きと言って、ターミナル4に連れて行かれ、降りてみると職員にターミナル1だと言われる。ヒースローエクスプレスに乗る。これも、日本のガイドブック見てもどこで降りるかかいてないんだよね。駅の名前でわかったけど、不安だった。

列に並んでチェックインして長蛇の列のセキュリティーに並ぼうとすると、ビジネスクラスはプレミアムチェックインで入れるよと、空港職員に言われる。ビジネス以上はチェックインもセキュリティーも別途空いているところでできた。そういうの、BAの職員は全く教えてくれない。

強行日程で全く買い物できなかったので、空港内のハロッズとPinkで買い物。お土産ばかり。バレンタインの義理チョコ返しとか、笑。

帰国便はワイン飲みました。白Chateau de la Roulerie, 2003, Chenin Sec, Anjou Blanc、すっきりしっかり美味しかった。赤Tim Adams "The Fergus" 2002, Clare Valleyもまあまあ。濃い味付けの牛肉の山椒ソースには弱いかな。朝食は良かった。オレンジジュース、フルーツ、パン、ベーコン、ソーセージ、スクランブルエッグ、トマト、マッシュルーム。

仕事は上手くいったけど、肉体的に疲れた。。。

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ロンドン その4 Kiku 日本料理 ロンドン

2006-02-16 23:15:34 | グルメ
仕事のディナーはハイドパーク近くの日本料理
明るい感じの店。

月ディナー £50.00

季節の前菜
すき焼き又はしゃぶしゃぶ
お吸い物
御飯(香の物つき)またはうどん
お造り
味噌椀
天麩羅
水菓子 / コーヒー

海外の日本料理って、nobuとかMorimotoみたいにデフォルメしたものか、何でも出しちゃうっていうのかになるのかな。とりあえず、味は問題はなかったです。すき焼きとうどんを選択しましたが、満腹でした。
200円で換算するとぎょっとする。


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