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Pretenderの備忘録

令和7年初春歌舞伎公演

2025-01-05 19:28:50 | 歌舞伎
初日ということで、まあまあ埋まっていた。
しかし、短い花道、歌舞伎の劇場ではない。

通し狂言とすることで、非常にわかりやすくなっている。前半と大詰めが入ることでスッキリする。ちょっと長いなあと思うし、もう少しカットできたなという場面もあるが。

役者は、菊之助がまた、吉右衛門の役に挑戦、太さはないがそれなりに。時蔵は安定感抜群。彦三郎は敵役を口跡の良さで見事に演じる。
最後に、子供たち(亀三郎は病欠)と楽善、菊五郎が元気な姿を。


新国立劇場中劇場

梅野下風・近松保蔵=作
国立劇場文芸研究会=補綴
通し狂言 彦山権現誓助剣  四幕七場
    (ひこさんごんげんちかいのすけだち)

発 端 豊前国彦山権現山中の場
序 幕 周防国太守郡家城外の場
    長門国吉岡一味斎屋敷の場
二幕目 山城国小栗栖瓢箪棚の場
三幕目 豊前国彦山杉坂墓所の場
    同  毛谷村六助住家の場
大 詰 豊前国小倉真柴大領久吉本陣の場


毛谷村六助
 尾 上 菊之助
京極内匠
 坂 東 彦三郎
一味斎姉娘お園
 中 村 時 蔵
若党友平/立浪家家臣 十時伝五
 中 村 萬太郎
立浪家家臣 向山三平
 市 村 竹 松
立浪家家臣 捨川団八
 市 村   光
真柴方の若武者
 坂 東 亀三郎
真柴方の若武者
 尾 上 丑之助
真柴方の若武者
 尾 上 眞 秀
真柴方の若武者
 中 村 梅 枝
真柴方の若武者
 中 村 種太郎
一味斎孫弥三松
 中 村 秀乃介
一味斎妹娘お菊/立浪家家臣 井村六郎
 上 村 吉太朗
若党佐五平
 市 村 橘太郎
一味斎妻お幸
 上 村 吉 弥
早川一学/杣斧右衛門
 片 岡 亀 蔵
衣川弥三左衛門
 河原崎 権十郎
老女福栄
 市 村 萬次郎
吉岡一味斎/明智光秀の亡霊
 中 村 又五郎
立浪主膳正
 坂 東 楽 善
真柴大領久吉
 尾 上 菊五郎

        ほか
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松竹創業百三十周年 壽 初春大歌舞伎

2025-01-02 23:15:21 | 歌舞伎
流石に初日、結構入っていた。

松緑の熊谷、出の場面も入りの場面も、大げさにやるのかなと思ってたら、リアルな感じでやったのでびっくり。芝翫は義経やっても、なーんかイマイチ。年代的に充実の舞台のはずだが、華が。。。

椀久、まあ健闘かな。孝玉と比較したら気の毒だし。でも狂気とかこの世のものでないとか、そういう余韻がないんだよなあ。

大富豪同心、上手く早変わりを取り入れたり、楽しめるようになっていた。シリーズ2のエピソードだと思うが、こんな終わり方しちゃうの?という感じ。時間がないないと、インタビューで言ってたが、これかよみたいな。歌舞伎座でねえ。

歌舞伎座

一谷嫩軍記
一、熊谷陣屋(くまがいじんや)

熊谷直実
相模
源義経
梶原平次景高 
堤軍次
藤の方
白毫弥陀六
松緑
萬壽
芝翫
松江
坂東亀蔵
雀右衛門
歌六

二、二人椀久(ににんわんきゅう)

椀屋久兵衛 
松山太夫
尾上右近
壱太郎

幡 大介 原作「大富豪同心」(双葉文庫)
戸部和久 脚本
松本幸四郎 演出
尾上菊之丞 演出・振付
新作歌舞伎
三、大富豪同心(だいふごうどうしん)
影武者 八巻卯之吉篇

八巻卯之吉/幸千代 
美鈴
清少将
徳川家政
真琴姫
銀八
溝口左門
乳母岩橋
箔屋寿太郎
傅役大井御前
中臈富士島
坂内才蔵
沢田彦太郎
本多出雲守
荒海ノ三右衛門
三国屋徳右衛門
隼人
壱太郎
巳之助
新悟
米吉
尾上右近
吉之丞
青虎
寿猿
笑三郎
笑也
猿弥
亀鶴
中車
幸四郎
鴈治郎
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新春浅草歌舞伎 昼の部

2025-01-02 15:21:33 | 歌舞伎
新メンバー初回、初日。

三階はわからんが、かなり入ってた。

お年玉挨拶、橋之助、座長の責任感は良いが、ちょっとこだわりすぎ。

太十、まあみんな頑張ってたが、今は芝翫に習ってるってことか。。。最後前、こんな見せ場あった?みたいな。でも正月に昼夜配役替えてやるものかねえ。みんな若過ぎるし。

道行、二人ともさして舞踊は上手くない。苔玉、着物の捌きが結構もたつくのが目についた。

浅草公会堂




お年玉〈年始ご挨拶〉 中村橋之助

一、絵本太功記(えほんたいこうき)
尼ヶ崎閑居の場

武智光秀
武智十次郎 
初菊
皐月
佐藤正清

真柴久吉
市川 染五郎
中村 鷹之資
中村 玉太郎
中村 歌女之丞
尾上 左近
中村 鶴松
中村 莟玉

仮名手本忠臣蔵
二、道行旅路の花聟(みちゆきたびじのはなむこ)
落人

腰元おかる 
鷺坂伴内
早野勘平
中村 莟玉
中村 玉太郎
中村 橋之助

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十二月大歌舞伎

2024-12-23 22:10:53 | 歌舞伎
加賀鳶、松緑はこれは今後も磨いて祖父以来の当たり役にしてほしい。勘九郎もしっかり貫禄が出てきた。
鷺娘、七之助が玉三郎から受け継いでいくのだろう。

舞鶴雪月花、十七世勘三郎のために書かれたことがわかる。味わいとおかしみ。勘九郎が今後も取り組んでいくのだろう。
天守物語、團子を図書之助に抜擢。しっかりした演技でビックリ。玉三郎は鏡花大好きだろうが、これが引き継がれていくかはまた別問題のようにも思える。

第二部
河竹黙阿弥 作
盲長屋梅加賀鳶
一、加賀鳶(かがとび)
本郷木戸前勢揃いより
赤門捕物まで

天神町梅吉/竹垣道玄
日蔭町松蔵
春木町巳之助
魁勇次
磐石石松
虎屋竹五郎
天狗杉松
昼ッ子尾之吉
お朝
妻恋音吉
金助町兼五郎
数珠玉房吉
御守殿門次
番頭佐五兵衛
雷五郎次
御神輿弥太郎
伊勢屋与兵衛
女按摩お兼
    松緑
    勘九郎
    獅童
    彦三郎
    坂東亀蔵
    種之助
    玉太郎
    左近
    鶴松
    菊史郎
    菊市郎
國矢改め精四郎
    吉之丞
    橘太郎
    男女蔵
    松江
    権十郎
    雀右衛門

二、鷺娘(さぎむすめ)

鷺の精
 七之助

第三部
萩原雪夫 作
一、舞鶴雪月花(ぶかくせつげっか)
上の巻 さくら
中の巻 松虫
下の巻 雪達磨





桜の精/松虫/雪達磨
松虫
 勘九郎
 長三郎

   

泉 鏡花 作
坂東玉三郎 演出
今井豊茂 演出
二、天守物語(てんしゅものがたり)

富姫
姫川図書之助
亀姫
小田原修理
侍女撫子

朱の盤坊
舌長姥
近江之丞桃六
 玉三郎
 團子
 七之助
 歌昇
 歌女之丞
 吉弥
 男女蔵
 門之助
 獅童
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歌舞伎NEXT 朧の森に棲む鬼

2024-12-08 22:59:40 | 歌舞伎
劇団新感線らしい派手な立ち回り、大音響の音楽。松也が主役のバージョン。
喜劇的な要素もある。
ちょっと長く、ダレル感じのところも。
最後にとってつけたような、本水と宙乗り。
役者はしっかり。


中島かずき 作
いのうえひでのり 演出
歌舞伎NEXT
  朧の森に棲む鬼(おぼろのもりにすむおに)

ライ/サダミツ
ライ/サダミツ
ツナ
シキブ
キンタ
シュテン
アラドウジ
ショウゲン
マダレ
ウラベ
イチノオオキミ
松本 幸四郎(ダブルキャスト)
尾上 松也(ダブルキャスト)
中村 時蔵
坂東 新悟
尾上 右近
市川 染五郎
澤村 宗之助
大谷 廣太郎
市川 猿弥
片岡 亀蔵
坂東 彌十郎
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