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Pretenderの備忘録

チョコレートドーナッツ

2020-12-29 20:36:10 | 芝居・ミュージカル・バレエ
十年くらい前の映画の舞台化。宮本亜門がミュージカルっぽく仕立てて、罹る曲も70年代、80年代の懐かしい曲を日本語訳で。

コロナの感染者が出て、開幕が遅れたり、現在も当初のキャストではなく上演されている。

重い話であるが、ミュージカル仕立て、舞台ということで、薄暗くというイメージは払しょくされた。

ダウン症の子供の役は本当にダウン症の子供が演じていたようで、立派に演じていた。ダブルキャストで今日が最後だったようだが、カーテンコールではしゃいでいたのが印象的だった。

東山は、声色をドラッグクィーンを意識して変えたり。びっくりするほど細く、足も細いのが本当に驚いた。また、身長が谷原章介より10㎝以上低いんじゃないか。歌は、あんまりうまくないなア。日本のミュージカル俳優がいろいろと出演し、観客の耳も肥えてきていると思う。歌が上手かったらなあと思う。
谷原はよくも悪くも谷原らしい芝居。
高畑や師岡が、重みを出している。

舞台化にはあまり向かない芝居かなあという印象が強かった。
芝居納め。

パルコ劇場
  • 原作
    トラヴィス・ファイン/ジョージ・アーサー・ブルーム
    (トラヴィス・ファイン監督映画「チョコレートドーナツ(原題:ANY DAY NOW)」より
  • 翻案・脚本
    谷賢一
  • 訳詞
    及川眠子
  • 演出
    宮本亞門
  • 出演
    東山紀之
    谷原章介
    渡部又吁(堀部圭亮の代役) 八十田勇一 妃海風 まりゑ 
    大西多摩恵 下総源太朗 エミ・エレオノーラ 矢野デイビット  
    高橋永/丹下開登(ダブルキャスト)
    穴沢裕介 馬場巧(佐々木崇の代役) 高木勇次朗 (休演 シュート・チェン) 米澤拓真
    モロ師岡 高畑淳子
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東京交響楽団 「第九」2020

2020-12-28 23:07:49 | 音楽 Classic
フル編成まで行かないが、しっかりした演奏。
合唱も40人で十分声が出ていた。
歌手は、バリトンが良かった。メゾとテノールは来日できなかった。
ノットが姿を見せると、万雷の拍手。
打楽器等、独特の間の取り方をするなと感じることも。
アンコールは蛍の光で、合唱陣はペンライトで照らす演出も。
今年の聞き納めだった。

サントリーホール
出演指揮:ジョナサン・ノット
ソプラノ:ジャクリン・ワーグナー
メゾソプラノ:中島郁子
テノール:笛田博昭
バス・バリトン:リアン・リ
合唱:新国立劇場合唱団

東京交響楽団曲目ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 Op. 125 「合唱付」 
アンコール 蛍の光
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ベートーヴェン生誕250年記念 バッハ・コレギウム・ジャパン 《第九》

2020-12-27 21:28:14 | 音楽 Classic
東京オペラシティ コンサートホール

ほぼ満席でびっくりした。昼の部だったが、空いてるにしても夜の部もあり。
宇宙を感じるバッハのオルガン。ちょっと微妙な感じはあったが。
第九。例えば、第一ヴァイオリン7丁、通常のオケの半分以下だ。それで古楽器って。モノラルでLP聴いてるような感じで、ならない。結構いい席だったが、後方だったらどうなんだろうって感じ。
それがだんだん耳が慣れてきて、独唱、合唱が入るころは良い感じになる。合唱はわずか32人だったが見事。
BCJでバッハ以外を聴くのは初めてだったが、貴重な体験だった。



[曲目]
  • J.S.バッハ:パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(オルガン独奏)*
  • ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125《合唱付き》
[出演]
鈴木雅明(指揮)
鈴木優人(オルガン)*
森 麻季(ソプラノ)
林 美智子(アルト)
櫻田 亮(テノール)
加耒 徹(バス)
バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱&管弦楽)
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風神雷神

2020-12-26 22:26:33 | 読書
原田マハ著

面白かった。
プロローグは、現代で、謎解きのように16世紀に誘う。
天正遣欧使節と俵屋宗達とカラヴァッジョを結び付ける想像力。
織田信長や、ダヴィンチ、ミケランジェロという偉人が、結節点になり、物語が紡がれる。
NHKが映像化したがるような作品、(笑)

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歌舞伎ましょう #49

2020-12-26 19:46:25 | 歌舞伎
市川猿之助 早替りの舞台裏をお見せします

十一月顔見世 蜘蛛の絲宿直噺 より

女童熨斗美⇒小姓澤瀉⇒番新八重里⇒太鼓持彦平⇒傾城薄雲

11月公演の早変わりを舞台裏から。
非常に貴重な映像だと思う。普段なかなか観ることができない。
歌舞伎がチームプレーだということが良くわかる。


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