Running On Empty

Pretenderの備忘録

談志・志の輔 夢一夜

2006-05-30 23:13:43 | 落語・講談
新橋演舞場特撰落語会

1階6列33番

落語素人の僕にとって、前回のヤマハホールでも大きすぎると聴いていたので、1500席の新橋演舞場は無謀だなあとは思ったけど、まあまあの席だったので行ってみることに。でも7500円。落語としては破格の高値ではないだろうか。

素人の僕でもわかる有名人二人。先日のデビューの談春さんの立川一門。初心者にとってはいいかな。

最初に花道から談志が登場。200から300くらいでやるのがいいのだがと非常に観客を気にしていた。どこまでが枕で、どれが解説で、どれが話だか、正直よくわからなかったりする、笑。初心者にはきついかも。話は薬に関するものでした。基本的に挟む話題がブラックだなあと思いながら聴いていました。30分。

次に志の輔が登場。ネットで調べたところ、徂徠豆腐じゃないかと思う。枕は談志の昔の思い出みたいなこと。50分くらいやってたと思う。

休憩の後、志の輔が再登場。今度は枕は時事放談みたいな社会保険庁の話。そこから緑の窓口の落語。彼の創作なんだろうか、面白かった。

そしてまた談志登場。肉体的にきつくなったとかいいながら、今日は子別れを普段と違う風にやる。初心者は良くわからないかもしれないと。まず上、中について解説とハイライトみたいな風にやり、下を。途中で、「普段とかわんねー」と。最後にアフリカンルーレットの小噺。そして、志の輔が出てきて、挨拶。「こいつが一番うまいと思う。小朝なんかとは桁が違う。こういう話が小朝に伝わってうらまれるのはこいつなんだろうな」みたいな感じで終わりました。最後にも談志が3階席とかに気を遣い、やはり噺家さんはみんなお客さんの存在をちゃんとわかってるなあと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バンベルク交響楽団 マーラー5番他

2006-05-29 23:52:10 | 音楽 Classic
ジョナサン・ノット指揮 バンベルク交響楽団
曲目 プロコフィエフ :ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 op.63
マーラー :交響曲第5番 嬰ハ短調
出演 庄司紗矢香(Vn)
アンコール
レーガー :プレリュードとフーガ第1楽章(庄司紗矢香)
ドヴォルザーク :スラブ舞曲第5番

2階LD 3列4番

プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲、庄司紗矢香が力強い演奏でビックリした。いつまでも少女じゃないんだと。アンコールも堂々としたものだった。
マーラー5番。第一楽章の非常に緩いテンポ。金管はちょっとおどおどという印象がある。第二楽章も何かカオスのような心地悪さみたいなものを感じる。第三楽章は、金管を前に持ってきて。第四楽章は、オーソドックスに美しく。第五楽章のフィナーレ。表現したいものが、カオス的なイメージであれば成功じゃないかと思う。テンポの微妙な変化や拍の取り方でちょっと違和感があったかも。
スラブ舞曲はしっくり来た。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リクライニング・コンサート・シリーズ 第28回チェロの日

2006-05-26 23:01:08 | 音楽 Classic
リクライニング・コンサート・シリーズ
第28回 チェロの日
長谷川陽子

Hakuju Hall
M列4番

バッハ 無伴奏チェロ組曲第1番
 無伴奏チェロ組曲第6番

話を交えながらのコンサート。
ホールが小さいためか、非常にチェロの音がカラダに響いてくる感じで、心地よいひと時だった。凄みって特に感じないけど、すっきりとした演奏。

アンコールは、ヴィオラの実姉と魔笛、武満「翼」でした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ウラディーミル・フェドセーエフ指揮 チャイコフスキー記念モスクワ放送交響楽団

2006-05-23 22:55:50 | 音楽 Classic
チャイコフスキー :ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35
ショスタコーヴィチ :交響曲第10番 ホ短調 op.93

樫本大進(Vn)

アンコール
ショスタコーヴィチ :付随音楽『条件つきの死者』op.31よりワルツ
ショスタコーヴィチ :映画音楽『司祭と下男バルドの物語』p.36より「バルドの行進曲」

2階LD6列7番

樫本大進は好きなヴァイオリニストで、今日も期待していましたが、あんまり感動しませんでした。昨年ショスタコを弾いていたときの方が緊張感があり、迫ってくるものがありましたが、今回はあまりそういうのはなかった。この前のモーツァルトみたいな感じでした。
ショスタコの10番は、緊張感があり、メリハリある感じでよかったと思います。重さ暗さみたいなものもずしりと響いてくる感じがしました。今までほとんど聞いてこなかったので、これからはちゃんと聴いてみたいと思いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

五月大歌舞伎 昼の部

2006-05-22 22:55:25 | 歌舞伎
1-3月に休日出勤が多かったので、休暇を取り、行ってきました。土曜日のかさんの話で行きたくなったのだけど、笑。

2階右列11番

ひと夜
芝雀のおとよは自然な味わい。信二郎の松太郎も熱演。歌昇の義道も悪くない。ただ、これを歌舞伎でかける意味があるのか疑問。

寿式三番叟
染五郎、亀治郎の今輝いている二人が、しっかりと踊った。かなり大胆に大きな動きの舞踊になっていて、能のエッセンスはしっかり残っていました。

夏祭浪花鑑
団七は、草書の勘三郎に対して、楷書の吉右衛門というところか。藤十郎が上方でどう演じるかみたいですね。
信二郎の徳兵衛。悪くないけど、染五郎じゃないだろうか。
福助のお辰。先月の万野といい、それなりに存在感。
この狂言、殺しの場面にやたらに見得が多くて長くて、あんまり好きじゃないです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする