Lost Memory Theatre

神奈川芸術劇場　1階16列33番

原案・音楽：三宅純
構成・演出：白井晃

テキスト：谷賢一
振付：森山開次

出演：山本耕史、美波、森山開次、白井晃、江波杏子

演奏：三宅純 (Piano, Fender Rhodes, Flugelhorn)
宮本大路 （Reeds, Flutes, Drums）
伊丹雅博／今堀恒雄（Guitar, Mandolin, Oud）
渡辺等（Bass, Mandolin）
ヤヒロトモヒロ（Percussion）
noattach strings by Tomoko Akaboshi （弦楽四重奏）

歌手：Lisa Papineau 、勝沼恭子

うーん、なんというか、とがってない前衛たいな。。。
記憶の世界に、音、踊りが。。　
山本は歌は唄うが、魅力が十分出ていない。
美波はいいかも。
森山は美しい動きを魅せる。
白井は、訳がわからん、笑。
江波でなく、元宝じぇんぬの大物がフィットした。

白井さんはこの劇場で何をやろうとしているのか？？

オルセー美術館展

新国立美術館

最近あまりない、コンセプトがはっきりしない、総花的な美術展。
マネが中心ではあるが。。。

音声ガイドも、声が良くないな。

八月納涼歌舞伎

歌舞伎座　
第一部　３階１列46番
第Ⅱ部　３階１列20番
第三部　１階１７列１５番


第一部

一、恐怖時代（きょうふじだい）　 　
お銀の方 扇　雀
磯貝伊織之介 七之助
茶道珍斎 勘九郎
細井玄沢 亀　蔵
お由良 芝のぶ
氏家左衛門 橘太郎
梅野 萬次郎
春藤靱負 彌十郎
春藤釆女正 橋之助

二、龍虎（りゅうこ）　 　
龍 獅　童
虎 巳之助

第二部

一、信州川中島合戦（しんしゅうかわなかじまがっせん）
輝虎配膳
長尾輝虎 橋之助
直江山城守 彌十郎
唐衣 児太郎
越路 萬次郎
お勝 扇　雀

二、たぬき 　
柏屋金兵衛 三津五郎
太鼓持蝶作 勘九郎
妾お染 七之助
門木屋新三郎 秀　調
松村屋才助 市　蔵
倅梅吉 波野七緒八
平助 巳之助
芸者お駒 萬次郎
狭山三五郎 獅　童
備後屋宗右衛門 彌十郎
女房おせき 扇　雀

第三部

一、勢獅子（きおいじし） 　
鳶頭 三津五郎
鳶頭 橋之助
鳶頭 獅　童
芸者 七之助
手古舞 新　悟
鳶の者 国　生
手古舞 鶴　松
鳶の者 虎之介
手古舞 児太郎
鳶頭 巳之助
鳶頭 勘九郎
鳶頭 彌十郎
芸者 扇　雀

訪米歌舞伎凱旋記念
三世實川延若より直伝されたる
十八世中村勘三郎から習い覚えし
二、怪談乳房榎（かいだんちぶさのえのき）
　　中村勘九郎三役早替りにて相勤め申し候
　 　
菱川重信/下男正助/うわばみ三次/三遊亭円朝 勘九郎
重信妻お関 七之助
茶店の女お菊 小山三
松井三郎/住職雲海 亀　蔵
磯貝浪江 獅　童

恐怖時代、おどろおどろしい話のはずだが、必ずしもそうもなっておらず。扇雀に色気が足りない。萬次郎はいい味が出てる。
脇はそれなりに。

龍虎、隈どりの早変わりは凄い。ちょっと支えきれない場面もあったが。

輝虎、児太郎が意外に健闘。萬次郎もいい。

たぬき、三津五郎はしっかり、勘九郎、七之助も健闘。勘九郎、父親通に笑いを取ろうとしなくてもいいのにな。

勢獅子、総揃いだが、立ち女形の舞踊がいま一つだとねえ。国生が意外に良い。

乳房榎、勘九郎、大活躍。訪米公演のエッセンスも入れて、楽しい舞台となった。

本当に勘九郎さん、お疲れ様。頑張って。

炎立つ

シアターコクーン　1階R列2番

片岡愛之助
三宅健
益岡徹
新妻聖子
三田和代
平幹二郎

舞台は比較的シンプル
壇上に生演奏の小編成管弦楽

微妙にコーラスや歌。
狂言回しの解説も入る。
一部ダンサーが表現するが、基本的には動きは少ない。
愛之助も地味な役で良さが出にくい
三宅は憎しみの表現がどうか。
三田、平という芸達者を入れていながら活かされていない。
ジャンル分けにk意味があるとは言えないが、難しい。

ABIKAI 2014

新橋演舞場　1階6列1番


一、『義経千本桜』「河連法眼館の段」
　　　市川海老蔵 宙乗り相勤め申し候

二、新作舞踊劇『SOU～創～』


出演：市川海老蔵　坂東亀三郎
　　　 中村壱太郎　市川男寅
　　　 上妻宏光

かなりすっきりした四の切。亀三郎の口跡の良さが光る。
壱太郎はまあまあ。海老蔵はちょっと流している感。

新作舞踊劇、ストーリーはわかりにくい。舞踊としか、美術効果か、どこに力点かがぼけている。

いずれにしても、海老蔵の存在感は確かにあるという点で大したものだとは思う。